アーティスト夫妻の展覧会
2025-10-09 11:29:03

国際的アーティスト夫妻による二人展「A Petal Silently Falls」が六本木で開催

国際的アーティスト夫妻が贈る二人展「A Petal Silently Falls」



2025年10月29日(水)から12月26日(金)まで、六本木のKOTARO NUKAGAにて、アニー・モリスとイドリス・カーンの特別な二人展「A Petal Silently Falls」が開催されます。これは彼らにとっての日本初の個展であり、訪れる皆さまにとっても新たな芸術体験となることでしょう。

展覧会の概要


本展は、毎週火曜から土曜の11:30から18:00までオープンしています。オープニングレセプションは、両会場で同日に行われ、アーティスト夫妻も参加予定です。特に、天王洲会場では16:00から18:00まで、六本木会場では16:00から19:00までの開催になります。さらに、17:00頃には天王洲から六本木への移動用バスも用意されるため、両方の会場をスムーズに訪れることができます。

モリスとカーンの芸術的特質


アニー・モリスは、色彩豊かで力強い形態を用いた作品を手がけるアーティストであり、特に「Stack」シリーズが知られています。この作品群は卵や赤子の存在を象徴する球体を積み上げ、不安定さと生命の脆さを探求しています。一方、イドリス・カーンは、同じ言葉やフレーズの反復を通じて時間や記憶を可視化する独特のスタイルによって、静謐な表現を得意としています。

二人はそれぞれの作風が対照的であるものの、その共鳴や融合を会場で見ることができるため、訪問者には新たな視点と感動が待っていることでしょう。

喪失から希望へ


モリスとカーンは共に深い喪失から創作への新たな道を見出したアーティストです。彼らは最初の子どもを流産で失った経験を持ち、その痛みを創作活動へと昇華させてきました。モリスの「Stack」シリーズでは、失われた存在への哀悼や生命の不安定な美しさを表現し、カーンは反復による祈りのような音の可視化で記憶を形にしています。

彼らの作品を通じて、訪問者は生と死、喪失と再生といったテーマを感じ取ることができるでしょう。この展覧会は、単なる視覚的な楽しみを提供するだけではなく、心の深い部分に触れる力があります。

日本初上陸の意義


アニー・モリスとイドリス・カーンは国際的に名を馳せるアーティストであり、その活動は多様化に富んでいます。モリスはフランスでの展覧会で高く評価され、カーンはデュッセルドルフの美術館で個展を成功裏に開催する等、どちらも国際的な舞台での確固たる実績を持っています。本展は両者の初となる日本での展覧会であり、彼らの歩みや作品がもたらす共鳴をぜひ体感していただければと思います。

アーティストプロフィール


アニー・モリス

1978年にロンドンで生まれ、スレード美術学校で学びました。彼女の作品は独自の形状に彩られ、女性の身体性をテーマにした深い探求を行っています。

イドリス・カーン

同じく1978年、イギリス・バーミンガムで誕生。彼の作品は反復と多層化を通じて記憶や時間を可視化し、今日まで様々な公的機関で評価され続けています。

この展覧会は、アートを通じた深い思索の場であり、アートと人生の複雑な相互作用を探る貴重な機会です。是非、アニー・モリスとイドリス・カーンが織りなすアートの世界に触れてみてください。


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会社情報

会社名
株式会社ぬかが
住所
東京都中央区銀座2-3-2 3F
電話番号

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