漢検成績優秀者表彰
2024-07-10 10:14:14

4歳から96歳まで受賞!漢字検定成績優秀者表彰 受賞者・受賞団体を発表

4歳から96歳まで!幅広い年齢層が受賞した漢検成績優秀者表彰



公益財団法人 日本漢字能力検定協会は、漢字学習の励みとなるよう、漢検で優秀な成績を収めた個人と団体を表彰しています。令和5年度の表彰では、なんと4歳(最年少)から96歳(最年長)まで、幅広い年齢層の方が受賞を果たしました。

今回の表彰では、個人の部で234名、団体の部で344団体が受賞。その功績を称え、7月10日には漢検ホームページ特設サイトにて受賞者・受賞団体が発表されました。

さらに、8月10日(土)には京都市で個人の部の表彰式が開催されます。全国各地から受賞者115名とその家族が出席し、表彰と記念品授与が行われます。最年少4歳の受賞者をはじめ、様々な年代の方々が集う、感動的な表彰式となりそうです。

最年少4歳と最年長96歳の受賞者コメント



漢検は、生涯学習として取り組めることから幅広い年代の方々に人気です。今回の表彰では、最年少4歳の石橋怜子さん(茨城県)と、最年長96歳の駿東ヨシミさん(静岡県)が、同じ10級を受検し、見事受賞を果たしました。

石橋怜子さん(4歳)の受賞コメント



怜子さんは、幼い頃から漢字に興味があり、本や看板の漢字を指さして「これなんて読むの?」と尋ねていたそうです。お風呂に漢字ポスターを貼るなど、遊び感覚で漢字に触れる機会を増やし、自然と漢字を覚えていったとのこと。

怜子さんの母親は、「漢字の力が身についているのか確かめようと、漢検を受検させました。読みは少し触れていましたが、書く練習に時間をかけました。練習するにつれて合格点を超えるようになり、力がついてきていることを感じました。合格した怜子さんはとても喜んでいましたし、賞状という目に見える形で成果が表れることは、本人のモチベーションアップにつながったと思います。まさか受賞するとは考えてもいなかったので、大変驚きました。これからも怜子が興味のある分野に力を注いでいけるよう、サポートしていきたいと思います。」と語っています。

駿東ヨシミさん(96歳)の受賞コメント



駿東さんは、デイサービスで漢検を受検できる話を聞き、「こんな年になってもできることがあるのでは。ひ孫に受検する自分を見せたい」という強い気持ちで挑戦したそうです。

駿東さんは、「受賞を知り、ただただ驚き、『これはなにかの間違いじゃないか』と思いました。今まで生きてきてこのような立場に立ったことがなく、失敗もいっぱいしてきた人生でしたので、嬉しかったです。これから漢字を学ぶ人には、『頑張れ』とは言いません。ただ、『とにかく落ち着いて取り組むのだよ』ということだけを伝えたいです。これからも、詩吟やカラオケなど、自分の好きなことに挑戦していきたいです。詩吟は昔、文化センターで披露したこともあるので、デイサービス利用時にもぜひ披露してみたいと考えています。」と、年齢を感じさせない力強いコメントを残しました。

表彰式開催概要



日時: 2024年8月10日(土) 14:00 式典開始/13:00 受付開始
場所: ホテルグランヴィア京都 (JR京都駅直結)
招待者: 日本漢字能力検定協会賞、全国検定振興機構理事長賞、優秀賞および特別賞の受賞者 (全国から115名(6月末時点))

受賞者・受賞団体はホームページで発表



受賞者・受賞団体は、7月10日(水)午前10時に漢検ホームページの特設サイトにて発表されました。

特設サイト: https://www.kanken.or.jp/kanken/kanken-awards/

各賞の受賞者・受賞団体数



【個人の部】
日本漢字能力検定協会賞:36名
全国検定振興機構理事長賞:36名
優秀賞:36名
奨励賞:102名
特別賞個人の部:4名
特別賞家族の部:6組(20名)

【団体の部】
日本漢字能力検定協会賞:4団体
最優秀団体賞:20団体
優秀団体賞:102団体
奨励賞:141団体
* 特別賞:77団体

まとめ



4歳から96歳まで、幅広い年齢層が受賞した漢検成績優秀者表彰。年齢や経験に関わらず、漢字学習に励む人々にとって、大きな励みとなる表彰式となりました。表彰式当日の受賞者やその家族の様子は、ぜひ取材していただきたいです。


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