NXエンジニアリングベトナム、ハイフォン・ロジスティクスセンターを拡張!
NXエンジニアリングベトナムは、ベトナム・ハイフォン市にあるハイフォン・ロジスティクスセンターの第二期建設工事に着手しました。2024年2月末の完成を目指し、3月からの運用開始を予定しています。
新たに建設される倉庫は、床面積約8,500平方メートル。温度管理機能を備えた定温保管室を複数設置することで、貨物の品質を維持します。また、ベトナム特有の高い湿度によるダメージや結露を防ぐため、大型空調設備を設置し、湿度を常に70%以下に保つことができる高機能倉庫です。
ベトナムが新たな製造拠点として注目を集める中、戦略的な立地を活かす
ベトナムは、世界的なサプライチェーンの見直しに伴い、近年アジアの新たな製造拠点として注目を集めています。特にハイフォン市には、日本のODAで開発された国際深水港があり、アジア圏内はもちろん、欧米へのダイレクト船も就航しています。世界中とつながるこの戦略的な立地を活かし、NXエンジニアリングベトナムは、第一期倉庫に加え、合計約23,500平方メートルのロジスティクスセンターを運営することになります。
NXエンジニアリングベトナムの取り組み
NXエンジニアリングベトナムは、2014年に設立。進出してくる工場の設備や機器、各種プラントにおける重量物の据え付け工事を手がけてきました。2015年からはハイフォン・ロジスティクスセンターの運営を開始しています。
ディープシー工業団地について
ハイフォン・ロジスティクスセンターが位置するディープシー工業団地は、ベルギーの投資会社とハイフォン市の合弁会社により、1997年から事業を開始しました。ハイフォン港に隣接する3,400ヘクタールの広大な事業用地を開発運営し、世界的な家電メーカーの製造受託会社や大手自動車メーカーのサプライヤーなど、多くの企業が進出しています。日本企業では、NXグループの他に、ブリヂストン、信越化学工業、IHI、ENEOS、出光などを含む20社が同工業団地に拠点を構えています。
NXエンジニアリングベトナムは、この拡張によって、より高品質なロジスティクスサービスを提供し、顧客の事業拡大に貢献していくとしています。