女性解放をテーマにした新たなミュージカルが登場
広島県出身の小説家、山代巴の力強い物語を元にしたミュージカル『囚われの女たち SideB フロン・ポピュレール』が、2026年10月に東京都内で上演されることが決定しました。本公演は、女性解放運動活動家でもある山代巴の半生を描いた大長編小説『囚われの女たち』を基にしており、舞台は昭和時代の日本に設定されています。夢や自由を求めた女性たちが、時代の波に抗い立ち上がる姿を描いた力強い作品です。
この作品は、演出を担当する嶽本あゆ美が特に女性キャストにこだわり、女性たちの視点から物語を紡ぎます。これは、単なる舞台ではなく、女性解放運動を強く意識した試みであり、観客に深いメッセージを届けることでしょう。
公演詳細
上演は2026年10月8日(木)と11日(日)の2日間、玉川せせらぎホールと赤坂サカス広場で行われます。玉川せせらぎホールでは17:30に開場し、18:00に開演。赤坂サカス広場では、昼公演が14:30から、夜公演が18:00からそれぞれ行われます。チケットはすでにカンフェティにて発売中で、1,000円割引の特典も受けられます。
ストーリーとキャスト
『囚われの女たち』では、常磐炭鉱のストライキや東京の下町の女性労働者の葛藤が描かれます。タイトルに含まれる「フロン・ポピュレール」とはフランス人民戦線を指し、当時の文化的抵抗を意識した内容となっています。
主演は、わらび座出身の末武あすなろ。彼女の歌声はまさに圧巻で、多くの観客を魅了することでしょう。その他にも、元劇団四季の佐渡寧子をはじめとする実力派キャストが揃い、オリジナル楽曲やゴスペル調の楽曲も組み込まれています。これまでの上演実績として、2026年3月に行われたミモザフェスティバルでの『囚われの女たち広島編』は完売御礼となり、好評を得ました。
特別な配慮とアクセス情報
公演は、赤坂芸術祭および東京舞台芸術祭 2026 Open Call Programsの参加作品としても名を連ねています。玉川せせらぎホールでは、途中退席やトイレ利用がしやすい環境が整えられています。加えて、車いす席や補聴器具の提供も行われ、すべての観客が楽しめるよう配慮されています。
公演を通じて、希望や自立を求める女性たちの姿を追体験することができる『囚われの女たち SideB』。ぜひ、チケットを手に入れて、彼女たちの物語を体感してください。