中小製造業向けの新しいMES導入モデル
株式会社ユニフェイスは、製造現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める新たな手法として、クラウド型製造実行システム「IB-Mes Cloud」を使った3つのMES導入モデルを公開しました。これにより中小製造業が無理なくDXの導入を始めることができるようになります。
なぜ「IB-Mes Cloud」が注目されるのか?
製造業界では、生産性向上や品質向上は常に問われる課題です。特に中小企業ではシステム導入の負担が大きく、すぐに効果が見えない場合も多いため、導入に対する抵抗感が強いのが現実です。「IB-Mes Cloud」はこのような背景を受けて、工程ごとの課題を把握し、1工程・1設備から手軽に始められる導入モデルを提供することになったのです。
課題別の「3つのMES導入モデル」
今回公開された導入モデルは、各社の異なる課題に応じて設定されており、以下の3つに分かれています。
1. ### 進捗遅れ早期把握型
ボトルネック工程や最終工程に焦点を当て、進捗を早めに把握するためのモデルです。このモデルでは、導入前後で進捗確認にかかる時間、確認回数、情報反映時間を比較し、現場の課題解決に直結します。
2. ### 不良実績蓄積型
検査工程や不良実績を重視する企業に向けたモデル。紙やExcelに分散した情報を整理し、不良数の記録状況や集計にかかる時間を導入前後で比較します。
3. ### 設備停止理由可視化型
チョコ停などによる設備の停止問題に対処するモデルで、停止時間や理由を定量的に把握します。このモデルでは、導入前後での情報の記録状況を確認していきます。
これらのモデルは、初めから全工程を対象にすることなく、特定の課題を持つ1工程・1設備に絞ることで現実的な改善を目指しています。
導入を進めるための共通手順
「IB-Mes Cloud」では、段階的に対象範囲を広げるための共通の手順が確立されています。次の5つのステップで進めることが可能です。
1.
対象工程を決める
進捗遅れや不良などの課題を持つ1つの工程または設備を特定します。
2.
比較指標を決める
現場の実態に基づき導入前後での比較項目を決定します。
3.
3か月トライアルを実施
確定した環境でデータの入力・収集を行います。
4.
変化を確認
トライアル結果を元に設定した項目を比較検討します。
5.
継続・拡大の判断
確認した効果を元に、次の工程や設備への展開を検討します。
無料トライアルの利便性
株式会社ユニフェイスでは、「IB-Mes Cloud」を利用する企業に向け、最大3か月の無料トライアルを提供しています。この試用期間中には、ユーザーライセンスが2名分無料で利用でき、正式導入の際には、発生する支援費用は別途お見積もりとなります。トライアル中のサポートも万全で、操作方法についてもサポートを受けることができます。
まとめ
「IB-Mes Cloud」によって中小製造業は、自社の課題に合わせたスモールスタートの導入を実現し、段階的なシステムアップデートを行うことが可能となります。デジタル化が進む今、製造現場のDXを検討する企業にとって、この新たなモデルは大きな助けとなるでしょう。