福祉フォローBOTが登場
2025-09-15 15:03:38

LINEを活用した福祉フォローBOTがもたらす新しい相談窓口の時代

福祉フォローBOTとは?



合同会社ワンストップが提供を開始した「福祉フォローBOT」は、社会福祉協議会向けの新しいAIサービスです。このBOTは、LINEプラットフォームを利用して、借受人の質問に対し自動で応答します。特に新型コロナ特例貸付に関する問い合わせに対応するために設計されていますが、生活福祉資金の全般やその他の支援制度についても広く質問を受け付けます。

1. 課題解決へのアプローチ



現在、新型コロナ特例貸付に関する問い合わせが電話に集中しており、職員たちは対応に追われています。特に「償還免除の要件」や「償還猶予の方法」など、質問内容は多岐にわたります。このような状況下で、電話が混雑し、借受人はつながりにくさを感じ、職員は負担が増大するという悪循環が存在しています。これを解決するために、福祉フォローBOTが開発され、借受人と職員の双方に新しい利便性を提供します。

2. BOTの機能



「福祉フォローBOT」は、24時間365日稼働するため、いつでもどこでも気軽に相談が可能です。AIが自動応答を行うため、職員の負担を軽減し、本来のコア業務に集中する時間が増えます。また、BOTは多言語に対応しており、英語や中国語を含む80以上の言語での問い合わせにも応じます。これにより、多文化共生が進む地域社会においても広く利用されることが期待されています。

3.導入の手軽さとサポート



福祉フォローBOTの導入はシンプルで、最短1週間で運用開始が可能です。また、専門エンジニアによるサポートがあり、設計から運用中のチューニングまで円滑に進められます。これにより、福祉機関側の負担を軽減し、安心して導入できる環境が整っています。

4. コスト削減効果



電話による問い合わせ対応には多くの工数がかかります。当社の調査によれば、1日に要する平均時間は約3時間にもなるとのこと。これをAIが代替することで、人的リソースを有効活用し、コスト削減を図ることが可能です。仮に3人が連携している場合、年間で約432万円もの負担を軽減できる計算です。

5. 今後の展望



今後、福祉フォローBOTは新型コロナ特例貸付以外の分野にも展開を予定しています。AIによって蓄積された相談データを分析することで、地域の課題を可視化し、福祉行政の施策にも寄与することが目指されています。これにより、借受人にとって安心した相談ができる環境を提供し、職員の業務効率も向上させることが期待されています。

福祉官庁の負担を軽減する新しいチャネルとして、福祉フォローBOTは今後益々の活躍が期待されます。

会社概要


  • - 会社名:合同会社ワンストップ
  • - 所在地:大阪府大阪市北区梅田1丁目2-2 大阪駅前第2ビル12-12
  • - 代表取締役社長:山本員弘

事業内容


  • - 福祉フォロークラウドの提供(全国17の社会福祉協議会で導入)
  • - 福祉分野に特化したICTソリューションの開発・運用支援
  • - kintone導入支援、LINE BOT開発などのニーズにワンストップで対応

お問い合わせ



この「福祉フォローBOT」は、地域福祉の持続可能な形を支える中核的な仕組みとして、より良い社会を目指して進化していくでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
合同会社ワンストップ
住所
大阪府大阪市北区梅田1丁目2-2大阪駅前第2ビル12-12
電話番号
050-3091-9916

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。