ユアテック、Bill One導入で請求書業務を大幅効率化
東北電力グループ傘下の株式会社ユアテックは、クラウド請求書受領サービス「Bill One」の導入により、請求書業務の効率化を成功させました。年間約4万時間もの業務削減を実現したこの実績は、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の重要な一歩と言えるでしょう。
■Bill One導入の背景
ユアテックは、オフィスビルや工場、病院など様々な施設の設備工事を手掛ける総合設備エンジニアリング企業です。年間に受領する請求書や領収書は、合計で22万件以上に上り、従来の多くは紙で管理されていました。このため、営業所の担当者には請求書の振り分けや押印、保管など、アナログな負担が大きかったのです。
しかも、請求書は各営業所ごとにバラバラに保管されていたため、監査対応時に必要な書類をすぐには参照できないという課題も抱えていました。そこで、業務効率化を図り、ペーパーレス化を進めるべく、Bill Oneを導入する運びとなりました。
■導入後の運用と成果
・業務フローのペーパーレス化
Bill Oneを活用することで、ユアテックは請求書のデータ化を高精度に行い、年間の請求書処理をペーパーレス化しました。具体的には、受領する紙の請求書を99.9%の精度でデータ化し、クラウドへアップロード。その結果、年間で10万件以上の請求書を処理し、約4万時間の業務削減を達成しました。これにより、スピーディーな承認や処理が可能となり、法律にも適応した形で運用できています。
・証憑の一元管理
Bill Oneでは、請求書のみならず、領収書などの証憑もオンラインで一元管理しています。これにより、年間22万件以上の証憑をすぐに検索でき、監査対応も格段にスムーズに行えるようになりました。また、経理担当者が営業所の受領・処理状況をしっかり把握できるため、未処理の請求書について自動的に通知が行われ、支払遅延のリスクも軽減されました。
■ユアテック経理部の佐藤桃子様のコメント
「経営基盤の強化のため、DXを全社的に推進しています。請求書業務のオンライン移行では、取引先の負担軽減にも配慮しました。結果、たくさんの取引先からポジティブな声をいただいています。」と佐藤様は語ります。ユアテックは、今後もDXの促進と生産性向上を目指し、新たな施策を次々と実行していく考えです。
■株式会社ユアテックについて
ユアテックは、1944年に設立された歴史ある企業で、従業員数は約3,811人。設備工事業を中心に、幅広いサービスを提供しています。詳細は公式サイト
こちら をご覧ください。
■Bill Oneとは?
「Bill One」は、Sansan株式会社が開発したクラウド請求書受領サービスで、郵送やメールでの請求書をオンラインで受け取って高精度でデータ化し、一元管理を実現します。そして、経理だけでなく企業全体でも業務効率化に寄与し、月次決算を迅速に行えるようサポートします。公式サイトは
こちら です。また、Sansan株式会社の企業情報については、公式サイト
こちら を参照してください。