アドウェイズが新たに発足したゲーム特化型クリエイティブチーム「1UP WORKS」

アドウェイズが新たに「1UP WORKS」を発足

株式会社アドウェイズは、ゲームクリエイティブに特化した新組織「1UP WORKS」を設立しました。これにより、アドウェイズの持つゲームマーケティングの知識と専門クリエイターのスキルを組み合わせ、ゲームパブリッシャーの広告効果を最大化するための新しいクリエイティブ制作体制を提供します。

変化するゲーム市場とクリエイティブの役割

最近の国内ゲーム市場は成熟しつつも、ユーザー層は性別・年齢を問わず広がりを見せています。この状況下、家庭用ゲーム機やスマートフォン、PCなど、各プラットフォームがそれぞれの強みを活かしているため、ユーザー獲得競争が激化しています。これにより、多くのゲームパブリッシャーやデベロッパーは、顧客獲得単価（CPA）の上昇や顧客生涯価値（LTV）の最大化といった課題に直面しています。

このような市場の変化に対応するためには、ただ広告運用を最適化するだけでは足りず、ゲームのユニークな魅力を理解し、それを伝えるための高品質なクリエイティブの重要性が一段と高まっています。しかし実際の制作現場においては、ゲームへの深い知識と広告効果に関するデータが分断されていることが多く、プロモーションの効果を最大化する上で大きな障害となっています。

「1UP WORKS」が目指すこと

「1UP WORKS」の創設は、こうした市場の課題を解決する新たな取り組みです。アドウェイズは、これまでに300本以上のゲームタイトルに対するマーケティング支援を行い、年間で約13万本ものクリエイティブを制作してきました。この膨大な経験から得られたデータを活用するとともに、熱心なゲーム愛好者である専門クリエイターたちの知識を融合させることで、データに基づいたアプローチと、ユーザーに響く表現力を両立させ、広告主の成果に貢献する新しいクリエイティブ制作体制を構築しています。

1. データを活用した戦略的クリエイティブ制作

「1UP WORKS」は、年間10万本の静止画と約3万本の動画を制作して得られた豊富なデータを分析し、ターゲットユーザーに最も響く表現や構成を戦略的に導き出します。これにより、直感だけに頼らず、成果に結びつくクリエイティブ制作が可能となります。

2. ゲームの魅力を損なわない表現力

専門のクリエイターは、自らもゲーマーであるため、IP（キャラクターやストーリーなどの知的財産）タイトルやオリジナルタイトルの特性を理解し、ゲームの世界観やキャラクターの魅力を大切にしつつ、ゲームの核心的な面白さを的確に表現します。これにより、ファンコミュニティによる受け入れや、新規ユーザーの獲得が期待できます。

3. 幅広い制作体制の整備

「1UP WORKS」では、静止画や動画広告に加え、ゲーム公式ウェブサイト、ランディングページ、アプリストアのスクリーンショット、さらには屋外広告（OOH）など、ゲームマーケティングに必要なあらゆるクリエイティブを制作します。一貫したコミュニケーションを設計することで、ブランドの認知度向上とLTVの最大化を目指します。

今後の展望

「1UP WORKS」は今後も、ゲームの魅力や世界観をユーザーにしっかりと伝えるクリエイティブの探求を続け、ゲームパブリッシャーの事業成功に寄与する最適なパートナーとなることを目指します。

また、アドウェイズグループ全体として、市場のニーズに敏感に反応し、全世界に「なにこれすげーこんなのはじめて」と感じてもらえるサービスを届けることに力を入れています。