新たな業務効率化の時代へ
法人向けの国産クラウドストレージ「Fileforce」を提供するファイルフォース株式会社と、業務の自動化を実現するハイパーオートメーションツール「Yoom」を開発・運営するYoom株式会社が、APIの連携を開始しました。この連携により、企業のデスクワークが効率的に自動化され、よりスムーズな業務運営が可能となります。
連携によるメリット
Fileforceは、ファイルの保管や共有、管理を安全に行うための高機能クラウドサービスです。一方、YoomはAIやRPA技術を駆使して、日々の業務を自動化するツールです。この2つが連携することで、業務フローが大幅に改善されるのです。特に、企業はファイルの一元管理やナレッジの共有が容易になります。
自動化機能の詳細
以下は、連携によって得られる主な自動化機能です。
1.
ファイルの自動アップロード
ユーザーが関連するアプリでファイルを扱うと、設定に応じてFileforceに自動でアップロードされます。これにより、チーム内の情報共有がスムーズになり、業務のスピードが向上します。
例えば、Slackでファイルを投稿した際に、そのファイルがFileforceにも自動的に保管されます。
また、Gmailでファイルが添付されている場合も、自動的にFileforceにアップロードされる仕組みです。
2.
フォルダの自動作成
例えば、freee人事労務に従業員が登録された際には、Fileforceに自動で専用のフォルダが作成されます。この自動化により、担当者の作業負担が軽減され、ミスも減少します。
3.
ファイルのアップロード通知
Fileforceにアップロードされたファイルについて、自動的に通知される機能も組み込まれています。例えば、ChatworkやGmail、Teamsにアップロード完了のメッセージが届くように設定することができ、共有漏れを防ぐことが可能です。
Fileforceの特徴
Fileforceは、23,000社以上の利用実績があり、「シゴトの進化で、あらゆる組織にチカラを」というミッションを掲げています。データのセキュリティを重視しながら、ファイル共有や共同編集を行うことができるため、企業が求める安全性と利便性を兼ね備えています。また、ランサムウェア対策やIT監査対応も充実しており、企業の大切なデータを安心して保管することができます。
Yoomの特徴
Yoomは、AIやRPA技術を駆使し、さまざまなデスクワークを自動化することができる優れたツールです。300種以上のアプリケーションと連携しており、業務の効率化を推進します。セールスや人事、経理など各分野の業務を自動化し、企業全体の生産性を高めるのが特長です。
まとめ
ファイルフォース株式会社とYoom株式会社の連携により、法人向けクラウドストレージと自動化ツールの融合が実現し、企業の業務効率を大幅に向上させる革新的なサービスが登場しました。この技術により、企業のワークフローはよりスムーズになり、結果として生産性の向上が期待されています。今後、このようなデジタル化が進むことで、業務の未来はどのように変わっていくのか、ますます注目です。