ヤマアラシの小屋改良
2026-02-25 13:37:42
大牟田市動物園でのヤマアラシの小屋に新素材導入の意義とは
大牟田市動物園がヤマアラシのための新たな小屋を設置
福岡県大牟田市に位置する大牟田市動物園で、動物の飼育環境を向上させるための画期的なプロジェクトが進行中です。このプロジェクトは、動物園水族館探求メディアのwizooと、環境に配慮した製品を製造する株式会社ニフコとの共同によって成り立っています。今回は、ヤマアラシのために新しく導入された断熱材の背景と意義に迫ります。
プロジェクトの背景
近年、動物園はただ動物を展示する場ではなく、種の保全や環境教育においても重要な役割を果たしています。しかし、限られた資源の中で飼育環境を改善することは容易ではありません。特に、冬場には寒さに弱い動物たちのために、適切な防寒対策が求められています。このような課題を解決するため、Wizooがニフコに声をかけたことから、この協業プロジェクトが始まりました。
使用されるアップサイクル素材
ニフコは、大手企業として工場で発生する端材を再利用し、アップサイクルによる断熱材の開発を進めてきました。この新しい断熱材は、主にマットレスの生産過程で出た生産端材から作られています。この素材をヤマアラシの小屋に活用することで、動物福祉の向上と資源の循環利用を同時に実現することが目指されています。
実施内容と各組織の役割
プロジェクトは以下の内容で進められています。
1. アップサイクル断熱材の加工・提供: ニフコのグループ企業が使用する端材を再加工し、断熱材を提供します。
2. 小屋の製作: 大牟田市動物園の飼育員を中心に、特注サイズの断熱材を用いた新しいヤマアラシ小屋が制作されます。
3. 異業種共創のモデル構築: 動物園の飼育環境改善に向け、企業の技術を活用した新たな支援モデルが提示されています。
特に、飼育員はこのプロジェクトに対し、「専門外の知識や素材の提案が非常に助かり、より機能的な小屋を作れることをとても喜んでいる」とコメントしています。小屋制作の過程を経て、完成した小屋にはヒーターが設置され、サーモグラフィで熱の保温効果が検証されています。
関係者のコメント
大牟田市動物園の飼育リーダーである河野氏は、「多様な視点が入ることが、動物たちのより良い暮らしに繋がる」と語ります。また、ニフコの大山氏は「廃棄されるはずだったものが動物たちの役に立ち、社会貢献にも繋がる」と、このプロジェクトへの期待を抱いています。
動物福祉と環境保全の両立
この取り組みは、ただ動物を守るだけでなく、地球環境の保全にも寄与するものです。今後、Wizooはさらなる異業種との協力を模索し、動物園という社会的施設が抱える課題解決に貢献していきます。大牟田市動物園は、動物福祉を伝え続けることを目的に、様々な取り組みを行っています。
このように、企業と動物園の連携により、持続可能な社会の実現が期待されています。
会社情報
- 会社名
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株式会社SHINME
- 住所
- 電話番号
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