Webket®で観光施設が自ら販促を実施
株式会社グッドフェローズは、観光事業向けの電子チケット販売システム「Webket®」に新たに「セルフプロモーション」機能を追加しました。この機能では、施設自身が顧客データをもとにターゲットを設計し、効果的なプロモーション活動を行うことができるようになります。特に、戸隠スキー場の成功事例は、この機能がどのようにして収益を向上させるかを示しています。
戸隠スキー場の取り組み
長野県に位置する戸隠スキー場は、高い標高と豊かな自然環境を生かした魅力あるスキー場です。全19本のコースがあり、初心者から上級者まで幅広いスキーヤーに対応しています。昨年、施設はWebket®セルフプロモーション機能を活用し、過去にシーズンパスを購入した顧客604名に向けて、ダイレクトメールを送信しました。
このメールキャンペーンは、販売開始からの7日間で、前シーズン比1.5倍の売上を記録しました。特に、メール開封率は平均63.2%、クリック率は35.3%という高い結果を得ています。これは、顧客の興味を引く内容をしっかりと伝えられた証拠です。
セルフプロモーション機能の利点
Webket®セルフプロモーション機能では、利用施設が過去の顧客情報を基にターゲティングを行うことができます。管理画面から簡単にメール配信が可能で、その結果も迅速に確認できます。これにより、労力をかけずに高い効率でのプロモーションが実現されます。
戸隠スキー場では、従来の郵送での案内に加え、ダイレクトに顧客にメッセージを届けることで、販売実績の向上を図りました。これまでは手作業で行っていたものが、ひとつのメール配信で済むため、省力化も同時に実現されました。
実績と反響
キャンペーン開始後、ターゲット層へのアクセスが広がり、購買意欲を喚起することに成功しました。戸隠スキー場の担当者は「郵送とメールを組み合わせることで購入忘れを防ぎ、前年比での実績向上に貢献した」と述べています。
この成功事例からも見えるように、手作業から自動化へと進むプロモーション活動は、今後ますます重要になるでしょう。それにより、観光施設は限られたリソースを効率的に活用でき、集客力を高めることが期待されます。これからもグッドフェローズは、Webket®を通じて観光施設のDXを支援し続ける方針です。
具体的な展望
グッドフェローズでは、今後も「Webket®セルフプロモーション」の機能を拡張し、戦略的データ分析基盤「スマ券Navi」との連携を強化していくとしています。これによって、顧客データ分析や最適なアプローチがより容易になり、施設の収益最大化を図ることが可能となります。
ビジネスのデジタル化が進む中、観光業界も新たなマーケティング手法を取り入れることが「顧客との接点を強化し、持続可能なビジネスを営む上で不可欠です。"
まとめ
グッドフェローズによるWebket®セルフプロモーション機能は、観光施設に新たな販促の可能性を提供します。戸隠スキー場の成功事例は、その効果を実証しており、多くの施設がこの手法を取り入れることで、さらなる収益向上を目指すことができるでしょう。