ウガンダ母子栄養改善プロジェクト
ウガンダでの栄養および生計向上の取り組みを行う特定非営利法人「栄養不良対策行動ネットワーク」は、現地活動の継続に向けた支援を呼びかけています。現在、クラウドファンディングプラットフォーム「For Good」にて、今月21日まで募金を受け付けています。
プロジェクトの背景
2023年11月より、難民や当地の住民を対象とした3年間のプロジェクトが開始されます。このプロジェクトの重要性は、対象地域での急性栄養不良の子ども達が約10%に達しており、即座に支援が必要な状況だからです。燃料費の高騰により、プロジェクトに欠かせない車両の運用が厳しくなっており、その解決策としてクラウドファンディングによる支援が必須です。
目指すもの
このプロジェクトは、以下の二つの主要な活動に注力しています。まず、「栄養・保健知識の普及」。これは母親や地域住民に対し、栄養や健康に関する正しい情報を提供する活動です。育児を行う母親だけでなく、家族や地域コミュニティのリーダー、若者など、多様な層に知識を広め、行動変容を促しています。
次に、「家庭菜園・生計向上支援」。家庭菜園の質を高めるサポートを行い、貯蓄貸付組合を設立します。また、新しいビジネスの立ち上げを支援することで、持続可能な生活を実現する手助けをしています。このように、自立した生活を送るための力を育成することが目標です。
クラウドファンディングの詳細
- - プロジェクト名: ウガンダに住む子どもと母親へ継続した栄養支援を届けるため、車燃料費を確保したい!
- - 期間: 2025年8月22日(金)00:00~10月21日(火)23:59
- - 目標金額: 30万円
- - URL: クラウドファンディングページ
- - リターン: 支援者に感謝のメールをお送りします。また、2万円以上のご支援には感謝状もお届けします。
今回の活動に対する思い
今年は特に、米国の国際協力資金の削減によって、難民の生活は厳しさを増しています。私たちは、現場で直面している課題を解決するための方法を模索しています。クラウドファンディングを通じて、資金調達にとどまらず、途上国や難民の実情を広く知ってもらう機会にもなると期待しています。
団体概要
- - 団体名: 特定非営利活動法人 栄養不良対策行動ネットワーク
- - 代表者: 渡辺鋼市郎
- - 所在地: 東京都中野区上高田1丁目21番1号
- - 設立: 2014年2月
- - 事業内容: 栄養分野の専門家育成や、低栄養改善に向けた開発支援活動
- - URL: 公式サイト
お問い合わせ
支援や取材に関するお問い合わせは、担当の堀静香までご連絡ください。
ウガンダの子どもたちが健康で安心して成長できる環境を整えるために、皆さんのご支援をお待ちしています。