IBC SOLAR、日本でのソーラー発電プロジェクトの拡大に合意

IBC SOLARが見据えた日本でのソーラー発電プロジェクト



独IBC SOLARがBRUC Capitalとの間で、日本国内でのソーラーパークプロジェクトに関する重要な合意を結びました。この合意により、今後の3年間で日本において27件、総容量37MWのソーラー施設が建設されることが決定しました。

具体的には、富山県に設置する1.6MW規模の太陽光発電所や、岐阜県の0.5MW規模の発電所を含む、初めて手がけた2件のプロジェクトなどが含まれています。また、埼玉県と茨城県での新しい発電所2件も、建設が予定されているということで、合計で3.5MWの発電が見込まれています。初期の投資額は9000万ユーロを越え、このプロジェクトにはBRUC CapitalとMacquarie Groupが協力関係を築くことになっています。

BRUC CapitalとIBC SOLARの戦略的提携



BRUC Capitalのホアン・ベハル氏は、「これは再生可能エネルギー分野での投資を強固にする重要な一歩です」と語っています。このような戦略的提携の実現は、事業の拡大だけでなく、さらなる投資の引き寄せにも寄与するでしょう。

IBC SOLARの創設者でありCEOのウド・メールシュテットも、「BRUC CapitalとMacquarieとの提携を大変喜ばしく思います。各社の専門知識を融合させることで、プロジェクトの成功が確かなものになると信じています」とコメントしています。この連携によって、各社のノウハウが相互に活用され、プロフェッショナリズムが高まることが期待されています。

進化する日本における太陽光発電



IBC SOLAR Energyのチーフ・オペレーティング・オフィサー、アントニー・ベルトラン氏も、今回の合意がもたらす影響について言及しています。「当社の実績と経験が、BRUC CapitalやMacquarieの厳しい要件を満たすものであり、2030年に見据えた60MW超のパイプライン開発に向けて重要な節目を迎えたと感じています」とのこと。

同社は、15万件以上のソーラーシステムの実績を持ち、既に日本国内で10MW以上の発電所を構築しています。今後もアジア地域での需要に応えるべく、さらなる拡大を図っています。

アジア市場への注力



また、CEOのホセ・マリア・ジョピスは、「私たちは日本、インド、東南アジアにおいて400MWを超えるプロジェクトを着実に進めています。IBC SOLARの世界的な経験を活かし、アジアの様々な市場環境に対応していくことが目標です。今後、太陽光発電の分野におけるリーダーとしての役割を果たしていきます」との意気込みを示しました。

IBC SOLARについて



IBC SOLARは、1982年にドイツで設立されたソーラーエネルギー専門の企業で、世界中で15万件以上のソーラーシステムを提供してきました。非上場企業であり、設計から設置、運営までを一手に引き受け、総合的なソリューションを提供しています。

会社情報

会社名
IBCソーラー・プロージェクツ株式会社
住所
東京都港区赤坂1-12-32 赤坂アークヒルズ・アーク森ビル12階
電話番号

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