スタディストとBizMow、資本業務提携を締結
企業のオペレーション改革を支援する株式会社スタディスト(東京都千代田区)は、業務代行サービスを専門とするBizMow株式会社(東京都世田谷区)との資本業務提携契約を締結したことを発表しました。このパートナーシップにより、スタディストはBizMowの株式の49%を保有し、同社の取締役の過半数を指名する権利を持つことになります。これにより、BizMowはスタディストの連結子会社となります。
提携の背景
近年、労働力不足が深刻な問題となっており、企業は業務の効率化とアウトソーシングのニーズが高まっています。スタディストは、業務アセスメントサービスを通じて企業の業務を可視化し、それに基づいたアウトソーシングの支援を行ってきました。しかし、BizMowがスタディストのグループに加わることで、さらに一貫したサービスを提供できる体制が整いました。
今後の展望
今回の提携によって、両社は「リーンオペレーション」の実現に向けて共同で取り組む意向を示しています。具体的には、スタディストが提供する「Teachme Biz」というマニュアル作成・共有システムを活用し、業務マニュアルの活用だけでなく、業務のアウトソーシングサービス提案がスムーズに行えるようになります。これにより、お客様の生産性向上に直接貢献することが期待されています。また、両社は営業や技術開発面でのシナジーの創出を目指して連携を深めていく計画です。
代表者のコメント
BizMowの代表取締役社長、木村仁哉氏は、「スタディストと資本提携を結び、新たなスタートを切ることができて嬉しい」とコメントしており、それぞれの知見を活かしてより良いサービスの提供を目指す意気込みを表現しました。さらに、スタディストのCEO、鈴木悟史氏は、BizMowが持つ優れた業務遂行力を活用して、顧客の課題をワンストップで解決できる体制を整えることに心強さを感じています。
Teachme Bizの紹介
さらに、スタディストが展開する「Teachme Biz」は、企業向けにマニュアル作成と共有を効率化するクラウド型システムです。このソリューションは、人材育成や顧客満足度向上に寄与し、AIによる動画の自動編集やマニュアルのプロセス改善を支援します。すでに多くの企業に導入されており、生産性向上に大きく寄与しています。
この資本業務提携により、スタディストとBizMowは新たなサービスの提供と業務の効率化を実現し、さらに大きな成長を遂げることでしょう。今後の展開に対する期待が高まります。