『全国のオーナーシェフが選ぶ絶品グルメ Grand Cuisine』始動
2025年に開催される新たなグルメコンクール『全国のオーナーシェフが選ぶ絶品グルメ Grand Cuisine』が、株式会社airshipの主催で実施されることが発表されました。このイベントは、オーナーシェフや料理人自身が審査員となり、料理の真価を審査しあう全く新しい形式のコンテストです。
コンクールの背景
近年、インフレや原材料費、光熱費の高騰が飲食業界に影響を及ぼしています。しかし、食は人々の心身の健康を支える重要な要素であり、飲食業の持つ意義は今120%の価値を持っています。この厳しい環境を打破し、再び飲食店が元気になり、笑顔を届けられるような取り組みが求められています。Grand Cuisineは、その一助となることを目指します。
コンペティションの詳細
審査対象
『Grand Cuisine』では、日本国内に店舗を持つオーナーシェフや料理長、料理人が対象となります。個人または店舗単位でのエントリーが可能で、全20部門が設けられています。日本料理、フランス料理、イタリア料理、アジア料理など、幅広いジャンルからエントリーが可能です。
特徴的な審査方法
本コンクール最大の特徴は、エントリーした料理人自身による「相互評価システム」です。これにより、外部の評価や忖度に左右されることなく、真に優れた技術や情熱あふれる料理が見出される仕組みです。プロ同士の視点から評価が行われるため、受賞の権威性が増し、参加者にとっての学びの機会も得られます。
エントリーの流れ
公式ウェブサイトを通じて説明会に参加し、その後エントリー商品を投稿します。評価はエントリーサイト上で行われ、料理の見た目、味の調和、独創性、調理技術の高さなどを基準に評価されます。
表彰内容
受賞者にはグランプリと各部門での金賞、銀賞、銅賞が授与され、賞状が贈られます。
主催者からのコメント
実行委員会の河原崎宏氏は、このコンクールの意義について「日本の外食産業を活性化させるための一歩としたい」と述べています。飲食業の持つ力が社会に良い影響を与えるために、情熱をもって挑戦する全ての料理人の勇気を称賛し、活躍を期待しています。
2025年のエントリー期間は6月18日から7月31日まで。投票期間は8月1日から15日となっています。受賞者の発表は9月17日のオンライン表彰式で行われる予定です。今後、受賞作品を集めてのグルメイベントや、食育への貢献といった活動も視野に入れているとのことです。
結論
『Grand Cuisine』がもたらす新たな食の可能性は、日本の飲食業界にとって大きな前進となることでしょう。新たな勝者が選ばれ、業界全体がさらなる活気を取り戻すことを期待しています。