「テラシテ」の誕生
2022-12-15 14:00:01
中部電力ミライズコネクトとつばめグループが協力して実現した新サービス「テラシテ」
新しい見守りサービス「テラシテ」の紹介
中部電力ミライズコネクト株式会社とつばめ交通協同組合が新たに共同で提供を始めた「テラシテ」は、特に高齢者の一人暮らしをサポートする画期的なサービスです。少子高齢化が進む現代において、多くの高齢者が孤独に生活している現実がありますが、このサービスはその解決策になることを目指しています。
1. 「テラシテ」とは?
「テラシテ」は、利用者の生活状況を見守るためのアプリです。このアプリは、中部地域に住む高齢者の自宅に設置されたスマートメーターから得た電力消費データを活用し、起床や就寝の時間、さらには生活習慣をモニタリングします。電力の使用状況に変化があれば、プッシュ通知でその情報を提供し、家族や介護者がすぐに状況を把握できるようになっています。
これにより、高齢者のプライバシーを確保しつつも、安全な暮らしを促進することが可能です。
2. 緊急時の「かけつけサービス」
「テラシテ」では、通常の見守りに加え、緊急時に対応する「かけつけサービス」も提供されています。このサービスでは、つばめグループのタクシーが高齢者の自宅に急行し、必要に応じて専門のドライバーが医療行為に該当しない範囲での応急手当を行います。
このサービスは、テラシテのアプリ内から簡単にアクセス可能で、見守る側の家族はすぐに対応が求められる状況に対して行動を起こすことができます。
3. 利用方法と料金について
利用者は、テラシテアプリの機能により、かけつけサービスの連絡先を自動的に表示できるようになっています。利用料金は、到着から最初の30分で3,300円、以降は30分ごとに2,200円が必要です。また、22時から翌朝5時までは料金が20%増加します。このサービスは現時点では名古屋市内に限定されていますが、今後サービスエリアが拡大されることが期待されています。
4. 高齢者の生活の安全を見守る
高齢者の単身世帯が増える中で、その生活を少しでも安心に保つために、両社は力を合わせてこのサービスを実現しました。「テラシテ」は、家族の安心感を高め、生活全般のサポートを行うための重要なインフラとなることでしょう。このサービスが広がることで、多くの家庭がより安心して生活できる環境が整うことを期待しています。
5. 会社概要
中部電力ミライズコネクトは、2021年に設立され、愛知県名古屋市中区に本社を構えています。代表取締役社長の秋山光輝氏が指揮を取り、さまざまなライフスタイルに対応したサービスを展開しています。
一方、つばめ交通協同組合は1965年に設立され、一般乗用旅客運送事業を中心に生活支援事業も手掛けています。代表理事の山本耕一氏が率いるこの組織は、地域に密着したサービスの提供を行っています。
結語
「テラシテ」は、新たな時代の見守りサービスとして、家族と高齢者の生活をつなぐ重要な役割を果たすでしょう。これからも両社の取り組みを注目し、さらなる発展を期待したいと思います。
会社情報
- 会社名
-
株式会社リオルサ
- 住所
- 愛知県名古屋市中区栄1-21-10つばめ第2栄ビル2F
- 電話番号
-
052-684-8145