WRO JapanとCoderDojo
2020-01-10 11:05:37
全国のCoderDojoと連携したWRO Japanのロボットキット提供
WRO JapanとCoderDojoが協力しロボット教育を促進
新たな教育の機会を提供
最近、NPO法人WRO Japanが全国のCoderDojoにロボットキットを提供することを発表しました。この取り組みは、子どもたちに科学技術の楽しさを伝え、創造性や問題解決能力を育むことを目的としています。WRO Japanは、70以上の国と地域で参加者を集める国際ロボコン『World Robot Olympiad (WRO)』の国内開催・選手派遣を行っており、今回のロボットキット提供はその一環です。
提供されるキットは、教育版レゴ® マインドストーム® NXT。このキットはかつて大会の指定ロボットとして利用されたもので、WRO Japanのスポンサー企業の社内研修にも使用されてきました。現行機種ではないものの、プログラミング環境は充実しており、EV3 SoftwareやScratchに対応しています。また、C言語やJavaなどのより多様なプログラミングも可能です。
ロボコンの歴史
WROは2004年、シンガポールサイエンスセンターの発案によりスタートしました。小学生から高校生までをターゲットに、科学技術を楽しく学ぶための場を提供し、参加者の創造性や問題解決力を磨くことを目的としています。公式サイトでは、国内外の大会の情報が発信されており、参加を希望する子どもたちにとって貴重なリソースとなっています。
NPO法人WRO Japanについて
WRO Japanは、シンガポールの提案を受けて2004年に草創され、現在は公益財団法人科学技術振興財団の協力を得ながら活動しています。ロボットや組み込みシステムをテーマにしたプログラムを通じて、子どもたちの科学・技術への興味を育むことに力を注いでいます。
NPO法人としてのスタートは2008年であり、以降も持続的にロボット教育の普及に取り組んでいます。これにより、多くの子どもたちが将来のものづくりや科学技術分野に興味を持つきっかけとなることを期待しています。
CoderDojo Japanとの連携
CoderDojoは、世界中で展開されているプログラミングを学ぶ場で、全国には多くのCodersが集っています。その日本法人がCoderDojo Japanであり、全国のCoderDojoへ活動支援や企業との連携支援を行っています。ロボットキットの提供により、CoderDojoの活動がより充実し、参加する子どもたちにとって楽しく、学びの多い場になります。
公式サイトでは、CoderDojoの活動内容やパートナーシップについても詳しく紹介されています。このような連携が、さらに多くの子どもたちに科学と技術の楽しさを届けることに繋がることを願っています。
未来に向けて
WRO JapanとCoderDojoのこの新たな取り組みは、子どもたちが手に触れ、自らの創造力を発揮できる貴重な機会となります。ロボット教育が広がることで、未来を担う世代の技術者や創造者がますます増えていくことを期待しています。
会社情報
- 会社名
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NPO法人WRO Japan
- 住所
- 東京都港区芝4-7-1西山ビル4F
- 電話番号
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