株式会社ハイレゾが新しいGPUクラウドサービスを提供
2023年10月7日、
株式会社ハイレゾが発表した新たなGPUクラウドサービス、
「NVIDIA B200搭載マルチノード型ハイエンドGPUクラスタ」の専有プランが正式に提供を開始しました。これにより、最新鋭の計算資源を必要とする様々なプロジェクトに対応できるようになります。
NVIDIA B200搭載マルチノード型GPUクラスタとは?
この新サービスは、高性能なGPUサーバーを複数接続し、膨大な計算能力を提供することを目的としたGPUクラウドサービスです。ハイレゾが展開するこのシステムは、従来の単一サーバーから、より大規模な計算が可能なマルチノード型へと進化しました。特に、
生成AIや大規模なデータ処理を行う分野での需要に応えることが期待されているとしています。これにより、大規模な並列計算が可能となり、研究開発における効率化が図られるでしょう。
専有プランの特徴
新たに開始された専有プランでは、128個のNVIDIA GPUを用いた大規模なリソースをユーザーが独占的に利用することが可能です。また、Slurmベースのジョブ投下型クラスタとして提供されるため、計算リソースの利用効率が最大化され、コストと時間の最適化へと繋がります。これにより、特に負荷の高い計算処理に最適な環境を構築できます。
さらに、専有利用の他に、ポイント制を導入予定で、これにより必要に応じて1分単位で計算資源を利用可能となります。ポイントは1年間有効で、商用利用も認められるため、フレキシブルな運用が可能です。
企業からのコメント
ハイレゾの代表取締役、志倉喜幸氏は、「最新鋭のNVIDIA B200を搭載したマルチノード型クラスタへの需要をいち早く実現できることを嬉しく思います。これにより、GPU利用の選択肢が広がり、さまざまなニーズに応えることができると期待しています」とコメントしています。
GPUSOROBANの実績
さて、ハイレゾが提供するGPUクラウドサービス「
GPUSOROBAN」は、創造的なプロジェクトのために設計されており、すでにIT業界や製造業、大学研究機関など多くの分野で活用されています。これまでの実績は、累計で2,000件を超えており、高い信頼性とパフォーマンスを誇っています。
会社の展望
ハイレゾは、2019年からGPUデータセンターの運営を開始し、2024年には香川県高松市にAI開発用のGPU専用データセンターを新設予定です。地方創生や生成AIの発展を通じて、これからも進化し続けることが目標です。
お問い合わせ
この新サービスに関する詳細や予約についてのお問い合わせは、株式会社ハイレゾのGPU事業本部までご連絡ください。
今後のGPU技術の進化に伴い、ハイレゾの取り組みがさらに期待されます。