全国学生スポーツ政策学生会議「SPJ2025」開催
日本のスポーツ界は、次世代のリーダーとしての学生たちの意見や提言に注目しています。今年も、2025年10月25日(土)と26日(日)の2日間にわたり、都内の立教大学池袋キャンパスにて「スポーツ政策学生会議(SPJ2025)」が開催されます。この会議は、学生が日本のスポーツ政策や産業振興に対する提言を行うことを目的としています。
SPJとは?
SPJ(Sport Policy for Japan)は、2011年に始まり、今年で15回目を迎える日本最大規模の学生政策コンテストです。学生たちは数ヶ月にわたり研究してきた成果を持ち寄り、地域スポーツの活性化やプロスポーツのビジネス強化といったテーマについて政策提言を行います。実務家や研究者による審査を経て、優れた提言が評価され、選ばれるという形式です。
昨年の大会では、31の大学から76チーム、406名の学生が参加し、記録的な規模での開催となりました。SPJ2025でも、同様に多くの学生が参加し、革新的なアイデアを展開することが期待されています。
開催の詳細
日程・会場
- - 名称:スポーツ政策学生会議(Sport Policy for Japan:SPJ)2025
- - 開催日:
- 分科会:2025年10月25日(土)
- 決勝:2025年10月26日(日)
(東京都豊島区西池袋3-34-1)
審査と参加資格
参加資格は高等教育機関に通う学生であり(大学院生は対象外)、審査員にはスポーツ政策やスポーツマネジメントの専門家が揃います。これにより、学生たちが実務的なフィードバックを受ける貴重な機会が提供されます。
後援と協賛
本会議は、スポーツ庁や公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)からの後援を受けており、さらにカーブスジャパンや笹川スポーツ財団など多くの企業や団体が協賛しています。これにより、より多様な視点からの議論が展開されるでしょう。
過去の大会成果
SPJ大会は毎年成長を続けており、過去の大会参加校数やチーム数は年々増加しています。2011年開始時にはわずか11大学からの参加でしたが、2024年には31大学が参加するまでに成長しました。これにより、衝撃的なアイデアや政策が登場し、日本のスポーツ界に新たな風を吹き込んでいます。
今年度の目標と展望
SPJ2025では、66チームがエントリーし、30校から集まる学生たちが新たなスポーツビジネスモデルや社会課題解決のための提言を行います。スポーツ政策やマネジメントに興味を持つ学生たちにとって、自己の能力を育む大きなチャンスです。
さらに、この会議はただの発表の場ではなく、学生の未来のキャリアに直接つながる貴重なネットワーク構築の場でもあります。スカウト活動や交流イベントも予定されており、参加者たちが今後のキャリアを築く上での基盤を作ることが期待されています。
最後に
全国から集まる学生たちが切磋琢磨するこの場で、どのような政策提言が生まれるのか、今から非常に楽しみです。「SPJ2025」は、新たなアイデアや挑戦の場として、若きスポーツリーダーたちの未来を開く重要なイベントとなることでしょう。