ラックの新たな挑戦
2025-12-19 12:13:43
国内初のAkamai Guardicore認定取得で業界の注目集めるラック社の取り組み
株式会社ラック、国内初のAkamai Guardicore認定取得
株式会社ラック(本社:東京都千代田区)は、国内企業として初めてアカマイ・テクノロジーズ合同会社の「Guardicore認定ソリューションパートナー(GcSP)」の資格を取得しました。サイバー攻撃が増加する中で、企業にとって強固な対策が喫緊の課題とされています。
変化する脅威に即した新しいアプローチ
近年、ランサムウェアやその他のサイバー脅威が進化を続けており、従来の境界防御だけでは十分ではありません。このため、ゼロトラストセキュリティの考え方が企業に求められています。これに応じて注目されているのが、Akamai Guardicore Segmentation(AGS)というソリューションです。
AGSは、ネットワーク内部の通信をプロセスごとに制御し、侵入後の横移動(ラテラルムーブメント)を防ぐためのマイクロセグメンテーションを提供します。これにより、ランサムウェアに感染した場合の被害範囲を極小化し、事業継続をサポートすることが可能です。
ラックの専門性とサービス
ラックは、これまでのセキュリティに関する知識と経験を背景に、AGSの導入から運用までを一貫して支援するサービスを展開しています。このGcSP資格の取得によって、ラックはAkamai社の公式な認定パートナーとして、高度な専門性と技術力を持ったサービスを提供できるようになりました。
特に、AGSは内部通信の可視化や横移動対策に強みを持つため、高度な設計能力を必要とします。ラックはこの領域における実践的なノウハウを駆使し、AGSと他のセキュリティ製品、さらにはクラウド基盤との連携を図ることで、顧客のセキュリティ上の課題解決に寄与することを目指しています。
導入支援サービスの特徴
ラックが提供する導入支援サービスでは、AGSの管理コンポーネントのセットアップやルール設計を行い、全体に対するセグメンテーションを構築します。これにより、組織に応じたベストプラクティスに基づいた制御ルールを適用し、最適なポリシーを提案します。
たとえば、ルール変更やポリシー調整、さらにAGSが検出したインシデントに関する調査支援など、導入後の運用フェーズにおいても継続的にサポートを提供します。これによって、企業は柔軟なポリシー適用や迅速なセグメント変更が可能になります。
株式会社ラックの背景
株式会社ラックは、サイバーセキュリティとシステムインテグレーションの豊富な経験を持ち、AIやクラウド、テレワークなどDX時代に即した最新のITサービスを展開してきました。特に、1995年に始まった情報セキュリティサービスは、その信頼性から多くの企業に支持されています。
ラックは、国内最大級のセキュリティ監視センターおよびサイバー救急センターを運営し、最新の攻撃対策を常に追求しています。ランサムウェア対策や、幅広い業界に向けたサービスを提供することによって、国内のサイバーセキュリティのリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。
ラックは、引き続き高度な技術力をもって顧客のニーズに応えると共に、新しいセキュリティソリューションの提供に努めてまいります。
会社情報
- 会社名
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株式会社ラック
- 住所
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