冬の風物詩「ひょうたん祭」開催決定!
2025年12月20日(土)、岐阜県関ケ原町に位置する観光テーマパーク「関ヶ原グルメガーデン」内の「関ヶ原ウォーランド」で、約1,000個の瓢箪を展示する「ひょうたん祭」が初めて開催されます。このイベントは、古来から「子孫繁栄」や「魔除け」といった良い運をもたらす縁起物として親しまれてきた瓢箪を通じて、参加者に新しい体験を提供するものです。
瓢箪の魅力とは?
瓢箪は、その形状が独特で、多くの文化や民間伝承の中で重要な役割を果たしてきました。特に、豊臣秀吉が使用し、戦勝を祈願した「千成瓢箪」という伝説は非常に有名です。来年のNHK大河ドラマのテーマも「豊臣兄弟」であり、瓢箪の文化を再解釈し、豊臣秀吉の歴史に触れる良い機会となりそうです。
見どころとイベントの内容
ひょうたん祭では、以下のような魅力的な展示や体験が用意されています。
1.
約1,000個の瓢箪展示: 色とりどりの瓢箪が並ぶ幻想的な空間が広がります。
2.
千成瓢箪物語の学び: パネルで秀吉の戦いの歴史を学ぶコーナーも設置され、歴史ファン必見です。
3.
金運アップの願い: 1.8mの金色の巨大瓢箪がフォトスポットとして設置され、参加者は運気向上を祈願して記念撮影ができます。
4.
瓢箪祈願所: 色分けされた6つの瓢箪祈願所に、短冊を置いて願掛けができる特別な場所も設けられており、参加者は新年の運を祈ります。
豊臣秀吉の瓢箪伝説
豊臣秀吉は、戦で勝つたびに瓢箪を増やすことを誓ったとされています。彼が使用したこの馬印は、勝利の象徴となり、今もなお多くの人々にその伝説が語り継がれています。瓢箪を通して、歴史的な意義を感じながら楽しむことができるでしょう。
瓢箪を通じた健康祈願
瓢箪はまた、古来より「無病息災」の象徴ともされています。特に、六つの瓢箪を集めることで「無病」に通じ、参加者の健康を祈る場ともなります。新しい年を健康に迎えたくなるような心温まるイベントです。
開催期間とアクセス
「ひょうたん祭」は、2025年12月20日から2026年のゴールデンウィーク頃まで開催される予定です。ただし、展示内容や期間は変更される可能性があるため、最新情報をチェックしてください。
また、関ヶ原ウォーランドへの通常の入場料は、大人が800円、小学生が500円、4~6歳が300円、3歳以下が無料となっています。団体での来場者向けにも特別料金が設定されています。
関ヶ原ウォーランドについて
関ヶ原ウォーランドは、関ヶ原合戦をテーマにした資料館で、約30,000㎡の広大な敷地内に豊臣軍と徳川軍の陣地が再現されています。コンクリート像作家・浅野祥雲氏による武将像も展示され、戦国時代の雰囲気を堪能できます。なお、甲冑のレンタルサービスも提供され、観光客は戦国時代にタイムスリップしたかのような体験が楽しめます。
今年の冬は、関ヶ原で瓢箪の不思議な世界を体感し、新しい年の幸運を祈願しましょう。訪れるのをお忘れなく!