持続可能なデザインの新たな挑戦
シェアサイクル「ダイチャリ」を運営するシナネンモビリティPLUS株式会社は、環境意識高い企業として新しいプロジェクトに取り組んでいます。今回は、モンドデザインとのコラボレーションによって、使用済みのタイヤチューブを再利用したショルダーバッグの特別モデル開発に協力しました。このプロジェクトは、廃棄物を有効活用し、再利用することで持続可能な社会を実現することを目的としています。
シェアサイクル「ダイチャリ」とは?
「ダイチャリ」は、東京都品川区に本社を置くシナネンモビリティPLUSが展開している、14,300台以上の電動アシスト自転車を持つ日本最大級のシェアサイクルサービスです。利用者はスマホアプリを使って簡単に自転車を借りることができ、移動を快適にすることが可能です。また、他社の自転車のメンテナンスも行い、サービス全体の品質向上にも寄与しています。
廃棄物を素材にしたショルダーバッグ
今回のバッグは、ダイチャリが提供した使用済みのタイヤチューブを素材にしています。タイヤチューブは通常、経年劣化によって使用が難しくなり、廃棄されることが一般的です。しかし、モンドデザインはこの素材を生かし、ショルダーバッグを生み出すことで新たな命を吹き込みました。
バッグは、サイクリングやアウトドアに最適で、デザイン性と耐久性を兼ね備えた製品です。手作業で丁寧に縫製されたバッグは、使う人のライフスタイルに彩りを添えつつ、環境への負荷を軽減する役割も果たします。
製品情報
この特別モデルの名前は「オーガナイザーショルダーバッグ cycle model」で、ブラックとネイビーの2色が用意されています。サイズはW240×H140×D60mmで、重さは約450g。価格は19,800円(税込)で、2025年5月29日から販売開始です。
製品はSEAL表参道本店及びECストアで購入可能です。公式サイトには、詳細な購入情報が掲載されています。
環境配慮への強い思い
シナネンモビリティPLUSは、SDGsの様々な目標に貢献しています。目標11の「住み続けられるまちづくり」、目標12の「つくる責任つかう責任」、目標13の「気候変動に具体的な対策を」、そして目標17の「パートナーシップで目標を達成しよう」に向けて努力しています。特に、使用済みのタイヤチューブをリサイクルすることは、持続可能な社会への第一歩です。
まとめ
ダイチャリの取り組みは、環境への配慮だけでなく、ファッションやライフスタイルにも大きな影響を与えることが期待されています。廃棄物から生まれたショルダーバッグは、エコでスタイリッシュな選択肢として多くの人々に歓迎されることでしょう。今後の展開にも注目が集まります。