観光庁後援のDMOオンラインセミナー、定例化へ
観光庁が後援する「DMOオンラインセミナー・チャット情報交換会」が定例的に開催されることが決まりました。この取り組みは、地域のDMO(Destination Management Organization)職員の生産性を向上させ、交流を促進することを目的としています。
従来、DMO職員が知識を得るためには、主に大都市で開催されるセミナーに足を運ぶ必要があり、そのための時間とコストが課題でした。また、地域ではIT活用が進まない傾向にあり、多くの会議が対面で行われていたりします。この状況を打破するために、当団体は効率的なDMO運営を推進するため、第1回試行を実施し、ポジティブな結果を得ました。この成功を受け、第2回以降のセミナーを年に4回定期的に開催することにしました。
第2回の詳細
第2回DMOオンラインセミナーは、公益社団法人日本観光振興協会との協力により開催されます。このセミナーでは、「会場参加」と「オンライン参加」の両方から選択可能となります。観光庁による「受入環境整備」に関する講演や、参加者同士が意見を交換できる「チャット」を活用した情報交換会も予定されています。
この活動により、地元のDMO職員や事業者がウェブ会議の活用を学び、観光地経営を効率的に行う基盤を築いていくことが期待されています。セミナーでは、参加者からの講演協力も得て、地域ステークホルダーとのIT活用が進むことを目指します。
第1回実証実験の成果
第1回のDMOオンラインセミナーは2019年4月に実施され、当団体の霞が関事務局で行われました。この時、受入環境を整備するためのセミナーと自動翻訳機に関するセミナーが同時に進行され、岐阜県郡上市でのキャッシュレス導入事例がオンラインで紹介されました。約10名の参加者がオンラインで繋がり、セミナー内容や満足度についてフィードバックを受け取りました。
今後の展望
今後もこのセミナーを通じて、DMOは地域の観光振興に向けた取り組みを強化し、地域における観光地の魅力を引き出すことに貢献するでしょう。地域の魅力を再発見し、地方創生を目指すこの取り組みにぜひご参加ください。
セミナーの日程
- - 日時:2019年8月6日(火)14:00〜16:00(受付開始は13:45)
- - 参加形式:オンラインまたは会場(東京都港区虎ノ門)
参加申し込みは
こちらです。