最後の国鉄381系電車「やくも」に迫る映像作品が登場

最後の国鉄特急381系「やくも」が映像作品に

株式会社動輪堂が、ブルーレイ・DVD作品「国鉄特急形電車381系やくも最終章」を2024年9月21日に発売することを発表しました。作品は、日本初の自然振り子式電車である381系のラストランを収めたもので、あなたを鉄道の旅へと誘います。

381系「やくも」の魅力

381系は1973年にデビューし、1982年から伯備線の特急「やくも」として活躍してきました。長い歴史を持つこの列車は、2024年6月に定期運用が終了し、その姿を見られる機会は少なくなってきました。この作品は、岡山から出雲市まで全区間を追跡し、壮大な自然とともに走る381系の姿を4K映像で楽しむことができます。

映像の特色

本作では、「ゆったりやくも」「スーパーやくも」「緑やくも」と国鉄色の4種類の381系が、美しい風景の中で躍動する様子を記録しています。また、車両基地での様々なシーンや最終日の「お迎えセレモニー」なども反映されています。特急「こうのとり」などの未公開映像も収録されるため、鉄道ファンにとって見逃せない内容です。

クラウドファンディングで映像作品を支える

さらに、動輪堂では「CAMPFIRE」にてクラウドファンディングを実施しています。急速に変化するメディア環境の中、DVD市場でのオリジナル作品制作が難しくなっているため、クラウドファンディングによる支援を求めています。目標額は150万円で、作品制作の資金として活用される予定です。

リターンの内容

支援者には、5,000円コースで完成したブルーレイまたはDVD、及び5,000円分の通販ポイントが用意されています。また、10,000円コースでは商品1枚と15,000円分のポイントが得られるため、ファンには非常に魅力的な選択肢となっています。

動輪堂について

動輪堂は、兵庫県神戸市に所在地を持ち、2010年に設立された映像制作・販売会社です。代表取締役である宮地正幸氏のもと、鉄道関連作品を中心に幅広いジャンルで活動を展開しています。

この「国鉄特急形電車381系やくも最終章」、そしてクラウドファンディングプロジェクトに参加して、歴史的な瞬間をともに見るチャンスを得てください！