高精度AI議事録ツール「ACES Meet」とは
株式会社ACESは、東京大学松尾研究室発のAIスタートアップであり、業務効率の向上を目指した高精度AI議事録ツール「ACES Meet」を提供しています。このツールは、会議の内容をリアルに可視化し、参加者が情報を効果的に共有できるようサポートします。最近、ACESは「辞書機能」(β版)を追加し、固有名詞や専門用語の文字起こし精度を飛躍的に向上させることを目指しています。
新機能「辞書機能」の概要
「辞書機能」を利用することで、ユーザーは独自の用語を登録することができ、AIがその情報を学習することで文字起こし精度を高める仕組みです。この機能の導入により、企業特有の社名や製品名、業界用語の誤認識を大幅に削減し、議事録の信頼性を向上させることができます。特に金融、医療、不動産などの専門領域で活躍する企業にとっては、不可欠な機能となるでしょう。
機能の強化
この辞書機能の詳細には、次の2つの大きな機能があります。
1.
辞書登録機能
ユーザーは、固有名詞や専門用語を辞書に登録し、それに基づいたデータをAIに学習させることができます。このプロセスにより、特に誤認識の多い業界用語の認識精度が向上し、修正工数を最大50%まで削減可能です。
2.
業界用語集
ACESが独自に提供する業界別用語集から、特定の2種類を同時に設定できます。これにより、企業は特有の業務に頻出する専門用語を一括で登録し、より高精度な文字起こしを実現できます。
期待される効果
「辞書機能」の導入により、いくつかの重要な効果が期待されます。まず、専門用語の誤変換が大幅に減少するため、手動での修正作業やAIによる要約ミスが軽減される見込みです。これにより、業務効率が大幅に向上し、会議後のフォローアップや次回会議の準備が迅速に行えるようになります。さらに、正確な議事録が作成されることで、社内外への情報共有もスムーズに行えるようになります。
AI技術の進化と長期運用
また、ユーザーが辞書に登録する単語の数が増加すればするほど、AIの認識精度も継続的に向上します。この仕組みにより、ACES Meetは常に進化し続けることができ、企業の業務を支える重要なパートナーとなるでしょう。
会社概要
株式会社ACESは、2017年に設立され、AI技術を駆使した「エキスパートAI」を開発・提供し、企業の競争優位性を高めることを目指しています。東京都文京区に本社を構え、DXパートナー事業とAIソフトウェア事業を展開しています。
代表取締役の田村浩一郎氏は、「アルゴリズムで社会をシンプルに」というビジョンのもと、人とAIが共生する未来を実現するために日々努力を重ねています。
【サービスサイト】
ACES Meet
詳細については、
ACESの公式サイトをご覧ください。