音楽制作の真髄
2026-04-06 12:35:57

音楽制作の裏側を探る「agehasprings Open Lab. vol.5」の魅力とは

「agehasprings Open Lab. vol.5」の魅力を探る



2026年3月20日、音楽の新しい可能性を追求するワークショップイベント「agehasprings Open Lab. vol.5」が専門学校ESPエンタテインメント東京にて開催されました。このイベントは、agehaspringsのCEOであり音楽プロデューサーである玉井健二氏が主導し、音楽制作の裏側に光を当てることを目的としています。これまでの「オープンラボ」シリーズの流れを汲み、今回は特に「ソングライティング」をテーマに設定しました。若手クリエイター3人をゲストに招き、公開ダイレクションが行われた今回のイベントは、多くの参加者に新しい学びの場を提供しました。

音楽制作の再定義



玉井氏の冒頭の言葉からもわかるように、音楽制作は単なる楽曲の作成にとどまりません。「設計と意思決定の積み重ね」として再定義され、参加者たちに新たな視点を提供しました。音楽をただ聴くだけでなく、制作過程や意思決定の重要性を理解することが、クリエイターやリスナーの双方にとっての「音楽体験」を豊かにし、人生そのものにも影響を及ぼす可能性があると語りました。

ソングライティングの設計



実際のワークショップでは、3つの異なるアプローチが展開されました。

1. 「間口を拡げる」用途設計
1人目のセッションでは、楽曲の完成度そのものでなく、「どの文脈で機能するか」に焦点を当てました。同じ楽曲でも、使用されるシーンや聴くリスナーに応じてその価値が変わることを示し、音楽は時と場所に応じて変化する「可変的なコンテンツ」であると説明されました。

2. リスナー参加を前提とした構造設計
2人目では、楽曲のサビを「リスナーと共有される領域」と定義し、メロディの設計やリズムがどのようにサビの機能を高めるか講義されました。覚えやすさや口ずさみやすさが楽曲の拡散性に繋がるという視点が新鮮でした。

3. 「結論を遅らせる」感情体験の時間設計
3人目は、歌詞における結論の提示タイミングについて取り上げられ、リスナーの感情を深く掘り下げることができる方法論が示されました。この過程を丁寧に設計することで、共感が生まれるという考え方が提示されました。

これらの実践を通じて、ソングライティングが音楽的要素の最適化に留まらず、リスナー体験全体を考慮するプロセスであることを理解しました。参加者たちは、ヒットソングの予感を纏うコンテンツがどのように成り立つかを体験しました。

質疑応答とインディペンデント制作



質疑応答では、インディペンデントクリエイターに求められる姿勢についての議論が行われました。玉井氏は、すべての要素について選択理由を説明できることの重要性を強調しました。特に、メジャーとインディペンデント環境では意志決定が楽曲の価値だけでなく、その後の展開においても影響を与えると指摘。他には、各要素の意思決定が成功や失敗に直結するため、精度を高める必要があると注意喚起がなされました。

参加者に新たな視点を。



イベントを通じて、玉井氏は音楽制作のプロセスを可視化し、参加者に新しい視点を得てもらうことの重要性を訴えました。この”距離”や”ギャップ”に気づくことで、斬新なサービスやコンテンツ、生まれていく可能性があると述べ、音楽制作の理解と興味を拡大させる必要性を強調しました。

「agehasprings Open Lab. vol.5」は、ただの技術やノウハウを学ぶ場に留まらず、音楽の未来を切り拓くためのディスカッションの場でもありました。このようなイベントが今後も続くことに期待したいと思います。

(公式サイトでも詳細なレポートが公開中です。参加を考えている方はぜひ足を運んでください。)


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会社情報

会社名
株式会社アゲハスプリングス・ホールディングス
住所
東京都渋谷区東3-14-7
電話番号
03-5464-5980

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