ファイナンシャル・プランニング技能検定2級のCBT方式での受検が2025年から開始

ファイナンシャル・プランニング技能検定2級のCBT方式受検について

日本FP協会は、ファイナンシャル・プランニングに関する重要な資格であるファイナンシャル・プランニング技能検定2級を、2025年からCBT（Computer Based Testing）方式で実施することを発表しました。これにより、受検者は希望する日時に試験を受けることができるようになり、より柔軟な受検環境が整います。

CBT方式の特徴

CBT方式の最大の特徴は、全国47都道府県に設けられた試験会場で通年にわたり受験できる点です。従来の方式では、特定の試験日程に合わせる必要がありましたが、CBT方式により受検者は自分のライフスタイルに合わせて試験を受けることが可能になります。ただし、年末年始や定期メンテナンス期間は受検が休止されるため、注意が必要です。

受験の申し込みは2025年2月3日から開始され、10:00からインターネットでの申請が可能です。また、受検料は学科試験が5,700円、実技試験が6,000円と設定されています。異なる支払い方法によっては、別途事務手数料が発生することもあるため、申し込み時に確認が必要です。

受検の流れ

受検を希望する方は、まず日本FP協会の公式ウェブサイトから試験要綱を確認し、必要事項を記入してインターネット経由で申し込みを行います。問い合わせが必要な場合は、受検サポートセンターに連絡することが推奨されています。具体的な連絡先は、電話番号03-4553-8270です。

受験会場の選択

受検者は全国各地にある試験会場から都合の良い場所を選ぶことができます。これにより、地理的な制約が大幅に軽減され、多くの人がアクセスできるようになります。試験会場は、各地方に分散して設置されており、可能な限り受検者に配慮した環境が整えられています。

日本FP協会の役割

特定非営利活動法人である日本FP協会は、ファイナンシャル・プランニングの資格制度を運営する重要な団体です。協会の目的は、ファイナンシャル・プランニングに関する知識や技術を広め、社会的な信用の向上を図ることです。受験を通じて、その目的に貢献する姿勢が求められています。

◎ 株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズの役割

試験の運営を行う株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ（CBTS）は、2009年に設立された企業で、さまざまな試験運営の総合委託サービスを提供しています。CBT方式の導入により、受検者の利便性が向上することを目指しています。CBTSのホームページには、詳細なサービス内容が掲載されており、受検に関する情報も入手可能です。