六甲山で夏の涼を満喫!「氷室開き」で自然の冷風を体感
兵庫県神戸市の六甲山にある「自然体感展望台 六甲枝垂れ」では、毎年恒例の夏の風物詩「氷室開き」が、2024年7月13日(土)に開催されます。
六甲枝垂れでは、冬に氷を貯蔵した「氷室」の扉を開放し、六甲山上に吹く風を取り込みます。その風は、展望台内部の「風室」に設置された椅子から冷風として吹き出し、神戸市街地と比べて約10度も低い涼しい空間を作り出します。
今年の「氷室開き」では、暖冬の影響で天然氷の確保が難航したことから、六甲山スノーパークのゲレンデの人工雪を再利用して氷室に貯蔵するという、環境に配慮した取り組みが行われました。
貴重な「氷室」見学のチャンス!
7月13日(土)には、通常非公開の氷室内部を見学できる「氷室開き」見学会が開催されます。定員は5組限定で、参加費は無料です。見学後は、SNSで話題のイベント「パワーワード展」も無料で鑑賞できます。
六甲山の歴史と自然を体感
六甲山は古くから氷の採取地として知られており、冬に溜め池に張った天然氷を採取し、春から夏にかけて麓まで運び、神戸や大阪の市街地で販売していました。その氷を運んでいた道は「アイスロード」と呼ばれ、現在もハイキング道として残っています。
六甲枝垂れの「氷室開き」は、六甲山の歴史と自然を体感できる貴重な機会です。夏の暑さを忘れ、涼しい風と美しい景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
開催概要
開催日時: 2024年7月13日(土) 9~10時
場所: 自然体感展望台 六甲枝垂れ
入場料: 無料 (車でお越しの場合、駐車料金1,000円)
定員: 5組 (1組4名様まで)
申込方法: 7月5日(金)14時から電話 (078-894-2281)にて受付開始。定員になり次第締め切りとなります。
六甲枝垂れ 営業概要
営業時間: 10:00~21:00 (20:30受付終了)
休業日: 7月18日(木)までは木曜定休、7月19日(金)~11月24日(日)は無休。
入場料: 大人 (中学生以上) 1,000円、小人 (4歳~小学生) 500円
六甲山ポータルサイト: https://www.rokkosan.com/
リリース: https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/62dd3dfd4f813e9e6cdef5bef861262284ffcb9e.pdf
発行元: 阪急阪神ホールディングス