ハピログ、SNS対応を強化しユーザー体験を革新する大規模アップデート

ハピログの革新

ハピログは、2014年12月にサービスを開始以来、Facebookに投稿された画像やテキストを簡単に本や電子ブックに変換するオンラインソフトウェアとして、多くのユーザーに親しまれてきました。これまでに5,000を超えるFacebookアカウントの情報をアーカイブし、その経験を基に、筑波大学大学院岡田研究室との共同研究を通じてなされた大規模アップデートを発表しました。

新機能の概要

このアップデートでは、ユーザーエクスペリエンスの改善が重視され、次のような機能が追加されました。

Twitterへの対応

新たに加わったTwitterへの対応により、ユーザーは手軽にツイートを投稿できるようになりました。日々5億を超えるツイートが行われる中、154文字以内のテキストや画像を容易に美しいフォトブックにまとめられる機能は、多くのユーザーにとって喜ばしいニュースです。これまではデジタル上に流れてしまいがちなツイートを形に残すことが可能になりました。

Instagramへの対応

Instagramでは、既に3億人を超えるユーザーが日々活発に写真を投稿しています。ハピログへのリクエストが相次いでいたため、このアップデートではInstagramとの連携を果たしました。ユーザーは自分のInstagramの画像を簡単にフォトブックに変換でき、思い出をより魅力的にアーカイブ可能となりました。

多言語対応

さらに、Facebookの14億人、Instagramの3億人、Twitterの約2億8400万人といった大規模なユーザーベースに向けて、初めての多言語対応として英語に対応しました。今後、夏までに繁体字中国語と韓国語への拡張も予定されており、世界中のユーザーに使いやすいサービスを提供していきます。

Facebook API 2.0への更新

プライバシーの観点からも、Facebook API 1.0から2.0への移行が行われ、ユーザーは個人情報の管理をより細かく行えるようになりました。このアップデートにより、より安心してサービスを利用できる環境が整いました。

今後の展望

ハピログは、SNSの活用と多言語対応を通じて、デジタル領域に流れ去る思い出を大切にアーカイブし続けるサービスを展開していきます。国内外のSNSユーザーに対して、より便利で親しみやすいWebサービスの提供を目指し、今後も進化を続けていくとのことです。ハピログのアップデートは、ただの機能追加に留まらず、ユーザー体験の向上を目指す大きな一歩と言えるでしょう。これにより、より多くの思い出が形として残り、人々の生活に寄り添うことが期待されています。