子どもたちの未来を守る『おくちのなかのみゅーたん』プロジェクトが目標金達成

絵本『おくちのなかのみゅーたん』の誕生

医療法人a-live 盛岡となん歯科・こども矯正歯科が手がける絵本『おくちのなかのみゅーたん』は、子どもたちが楽しくむし歯予防を学ぶことを目的としたプロジェクトです。この取り組みは、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で始まり、プロジェクトの初日に設定した目標金額200万円を見事に達成しました。プロジェクトはこれからも続き、ネクストゴール500万円を目指して6月30日まで支援を募集中です。

プロジェクトの真意

この絵本は、ただの冊子にとどまらず、未来の「予防の文化」を育成するための重要な挑戦でもあります。子どもたちが自分の意志で歯を守る姿勢を身につけることが、私たちの目指す社会です。当初の目標額を達成したものの、より多くの子どもたちにこの絵本を届けるため、さらなる支援が必要です。プロジェクトチームは、40施設以上の幼稚園、保育園、図書館への絵本の寄贈を予定しています。これにより、「歯医者は治す場所」から「守る場所」という新しい認識を子どもたちに浸透させることを目指しています。

支援者の声

既に多くの支援者から、期待の声が寄せられています。「子どもたちの健康を守る力を育てるこの取り組みは、本当に意義深いものです。」といった意見や、プロジェクトのリターンとして設定された「絵本10冊とお名前掲載」の限定枠が初日で完売したことからも、その関心が伺えます。支援者たちの想いに応じて、リターンの追加枠も設定し、感謝の意を込めて新たな挑戦を続けています。

絵本のストーリー

『おくちのなかのみゅーたん』は、甘いものが大好きで歯磨きを嫌がるこうくん（5歳）が主人公です。彼は未来からやってきたミュータンス菌の「みゅーたん」との出会いを通じて、自分の口の健康を守る大切さを学ぶ物語です。甘いおやつばかり食べて歯磨きをサボっていたこうくんは、「未来が大変になる」と警告され、自らの健康について真剣に考え始めます。歯医者での学びを経て、彼は自分の口を守るための習慣を身につけ、未来を変えていくのです。

この絵本は、子どもたちが自分の健康に対する興味を持ち、「健康でいたい！」と思えるように導いてくれるでしょう。親子での読み聞かせにも、教育現場でもぴったりの内容です。

未来へのビジョン

医療法人a-liveの理事長、山田優貴氏は、「この絵本を通じて、子どもたちが自分の意志で歯を守る社会を実現したい」と語ります。クラウドファンディングは、このプロジェクトの第一歩であります。理念を社会に広め、全国の家庭や教育機関に届けることが私たちの責任だと認識しています。

クローズするにあたり、このプロジェクトに参加することで得られる体験は、支援者にとっても「絵本を作った一員」と感じられる貴重なものです。1冊の絵本が、すべての子どもたちの未来を守る手助けとなることを心から願っています。私たちと共にこの物語を広め、子どもたちの笑顔を増やしていきましょう。