医師監修ジムの新体制
2025-09-27 20:04:24

ジム業界に新たな風を吹かせる医師監修の安全体制

STREAMが医師監修の安全体制を全店導入



東京都町田市に本社を構えるパーソナルトレーニングジム「STREAM」は、医療とフィットネスの新しい融合を目指して、全店舗に日本スポーツ協会公認の整形外科専門医・清水健史氏を顧問医師として迎えました。この取り組みは、安心してトレーニングを行う環境を提供することを目的としています。

導入の背景と問題意識


近年、パーソナルトレーニングによる怪我や健康被害が増加しており、国民生活センターによると、2017〜2021年度の危害相談は105件あり、そのうちの約4人に1人は1か月以上の治療が必要でした。こうした流れを受けて、消費者庁も調査を進めており、2018〜2023年の間に209件のパーソナルトレーニング関連の事故情報が報告されています。

事故発生の原因としては、トレーナーの過度な結果志向や、漸進的過負荷のトレーニング手法があげられます。特に、トレーナーが既往歴や個別の身体条件を考慮せずにトレーニングメニューを設定することが多く、利用者自身も身体の不調を訴えにくいケースが散見されます。これらの要因により、パーソナルトレーニングの安全基準が浸透しづらくなっています。

医師参画の重要性


現在、特に求められているのは、トレーナーと医師の協力による安全配慮の標準化です。多様化する利用者層やニーズに対応するためには、医師の専門知識を活用した相談体制を整えることが不可欠です。痛みや不安の初期サインを早期に捉えるための仕組みも必要です。

新体制の概要と提供するサービス


新たに導入される体制では、清水健史医師の医学的知見を背景に、トレーナーが利用者に適切な健康アドバイスを行うことができるようになります。以下のようなサービスが提供される予定です:
  • - 医学的根拠に基づく安全で効果的なトレーニングの提供
  • - 個別の身体状況に応じた最適なアドバイス
  • - 怪我を予防し、成果を上げるためのプログラム設計

STREAMのオーナーである吉川大空氏は、「私たちが目指すのは健康的な人生。価値ある成果を急ぐのではなく、安心して続けられるトレーニング環境を最優先にしています」と述べています。また、清水医師も「医療の視点から利用者をサポートし、効果的なトレーニング環境を整えていきたい」と強調しています。

清水健史医師のプロフィール


清水健史氏は、整形外科専門医の認定を受けており、トレーニングジムでの監修は非常に珍しい取り組みです。医師としてのキャリアの中で、病院における様々な医療活動を行ってきました。透析医療や慢性腎臓病に関しても広い見識を持ち、それをジムの運営に生かしています。

最後に


STREAMは、医学的根拠に基づく安全なトレーニングを提供し、一人ひとりの健康と理想的な体づくりをサポートすることを目指しています。医師の監修による安心感をもとに、新しいジム文化の形成を進めていけることが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社RIPPLE
住所
東京都町田市原町田6₋26₋19 新宿屋BLDII4F
電話番号
042-794-7944

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