篠山紀信さん偲ぶ会
2024-12-03 19:02:38

著名人たちが篠山紀信さんを偲ぶ特別な一日

篠山紀信さんを偲ぶ特別な一日



2024年12月3日、著名な写真家の篠山紀信さんの誕生日を祝う「偲ぶ会」が東京・オークラ東京オークラプレステージタワーで開催されました。篠山さんは2024年1月4日に83歳で亡くなりましたが、その品格ある人生と業績を振り返るため、約400名の参加者が集まりました。

この会は、篠山事務所と共に、講談社や集英社、文藝春秋など、名だたる出版会社の社長たちが発起人として支え合いました。出席者たちが会場に入ると、篠山さんと共に時代を過ごしてきた多くの知名人の名前が書かれた芳名版が目に入ります。さらに、若かりし頃の篠山さんが使っていた8×10のカメラと共に、彼の生きた証を感じさせる展示が轟然と存在していました。

冒頭は、篠山さんの従弟による読経から始まり、彼の幼少期を振り返るスライドが上映されました。このスライド映像の後、有働由美子さんの司会により、偲ぶ会の本格的なスタートが切られました。

弔辞を贈ったのは、演劇界の巨星・野田秀樹さん。彼は、篠山さんとの数多くの共演や撮影を通じて、歌舞伎や現代劇、ダンスにおける彼の偉業を紹介しました。この弔辞は、時には笑いを交えながら、最高の思い出を語るものとなりました。

続いて、出席者は篠山さんが愛した音楽をBGMに、彼の遺影が飾られた祭壇に献花を行いました。参加者たちは篠山さんの数々の作品を前に、彼との思い出を語り合い、互いに温かい時間を共有しました。小さな同窓会のような雰囲気が漂い、篠山さんのアートが彼らを再び結びつけました。

献花の後、出席者からはエピソードがたくさん語られました。市川團十郎さんやコシノジュンコさん、さらには水沢アキさんがそれぞれの思い出を胸に、篠山さんとの関係や彼の業績を称えました。有働さんも、自身の経験を交えて、篠山さんの素晴らしさを再確認しました。

偲ぶ会の最後には、篠山さん自身のインタビュー映像が流れ、彼の写真への情熱が語られました。彼が言った「写真を撮りに行くとき、僕の気持ちはいつも晴れている」という言葉が印象に残りました。これは、篠山さんが自らの仕事に対して持っていた高揚感を象徴していました。

偲ぶ会は、篠山さんの影響力と彼が引き起こした数々の想いが時を超えて集結した瞬間でした。篠山紀信さんは天国に旅立っても、その精神は皆の心に生き続け、『撮影する楽しさ』を教えてくれる存在であり続けることでしょう。まさにこの日、『晴れた日』として、篠山さんのエネルギーを改めて感じられる一日となりました。


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会社情報

会社名
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住所
東京都千代田区一ツ橋2-3-1
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