生野区のお菓子プロジェクト
2025-10-03 12:54:56

大阪市生野区で繰り広げられる地域密着型のお菓子プロジェクト

大阪市生野区で繰り広げられる地域密着型のお菓子プロジェクト



大阪市生野区は、個人商店やものづくり企業が集まる“商人のまち”として知られています。この地域で、9社の企業が手を組み、小学生たちと共に「まち工場のお菓子セット」を開発するプロジェクトが始まりました。お菓子の製造工場4社とものづくり工場5社が協力し、子どもたちの視点を取り入れた商品作りに挑戦しています。

ものづくりの過程を体験



このプロジェクトは、単にお菓子を詰めるだけの作業ではありません。子どもたちはお菓子やその原材料について学び、今まで見えなかった商品開発の裏側に触れることが求められました。彼らは、お菓子を作る過程を見学し、どのように商品が売れるかを考えることで、生野の地域色を反映させる工夫を凝らしました。

2025年8月22日に行われたオープンファクトリーでは、普段は見ることのできないお菓子工場の内部を特別に見学。参加した子どもたちは、佐々木製菓のこんぺいとうや高橋製菓のあられなど、計4社のお菓子工場を訪れ、工場の運営やお菓子作りの秘密に興味津々でした。見学を通じて学ばされたのは、お菓子がどのように作られ、流通し、価格が設定されるかという現実です。

チームでの共同制作



プロジェクトの後半では、実際にお菓子セットを作る工程が待っていました。子どもたちは参加企業のお菓子を食べ比べたり、利益を考えたりしながら、真剣に開発に取り組みました。地域の高校生もサポートとして参加し、異なる世代が協力することで新たな創造性が生まれました。

さらに、見た目の重要性についても学び、商品デザインへの理解を深めるワークショップが行われました。プロのデザイナーと共に、パッケージのデザインに工夫を凝らし、どのようなデザインが消費者の興味を引くかを考えました。イベントの最後には、子どもたちの情熱と大人たちの経験が交差した特別なお菓子セットが完成しました。

地域のつながりと新たな感動



このプロジェクトにおいて、生野区の区長も参加し、子どもたちに熱いメッセージを送る場面が印象的でした。年齢差20歳以上の参加者が一同に会し、ものづくりの楽しさや地域への想いを共有することができました。会場では笑顔と一体感が生まれ、参加者同士の絆も深まったようです。

限定商品「まち工場のお菓子セット」



「まち工場のお菓子セット」は、地域のものづくり企業が協力して製作したオリジナルデザインのサコッシュに詰められ、1,000円で販売されます。数量限定・期間限定で、地区のあちこちで販売される予定です。販売場所に関する情報は、「いくのこども菓子」のインスタグラム公式アカウントで随時発信されています。
インスタグラム公式アカウントはこちら

この手から生まれた「まち工場のお菓子セット」は、子どもたちの創造力と地域の技術が結集した特別な商品として、多くの人に愛されることでしょう。生野区の魅力を新たに発見し、地域全体を巻き込んだものづくりの輪が広がっていくことを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社丹生堂本舗
住所
大阪府大阪市生野区新今里1-4-15
電話番号
06-6752-1985

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