CANDY LINEが新しいIoT通信環境を提供
CANDY LINEは9月、Raspberry Pi向けの3G/LTE通信ボード「CANDY Pi Lite」とソラコムのSIMカード「SORACOM Air for セルラー」を組み合わせた「CANDY Pi Lite SIMカードセット」の販売を開始しました。この新商品は、IoTを手軽に実現させるための強力なツールとして注目されています。
このセットを利用することで、ユーザーはハードウェアとクラウドの両方を活用し、すぐにIoT環境を構築することが可能になります。CANDY LINEの製品は、さまざまなデバイス同士がつながり、楽しみながらIoTを実現できる土台を提供します。
ハードウェアと通信のセットで手軽にIoTを実現
従来、Raspberry Piと通信ボードを組み合わせる際には、別途SIMカードを準備する必要がありました。しかし、新しく登場した「CANDY Pi Lite SIMカードセット」では、必要なものが一つのパッケージにまとめられています。これにより、初めて3G/LTE通信を導入しようと考えているユーザーにとって、大幅に手間が省かれることに。
さらに、「CANDY Pi Lite」はLTEモデルと3Gモデルの両方が用意されており、使用するSIMカードにより、そのまま通信を開始することができます。これまで通信環境の構築に一手間かかっていたものが、より迅速に行えるようになります。
CANDY LINEとソラコムのOWK構築
この商品の背景には、ソラコムの強力なサポートがあります。ソラコムからエンドースメントをもらったCANDY LINEは、通信サービスの提供だけでなく、IoTソリューションの拡大を視野に入れています。ソラコムのSIMカード「SORACOM Air for セルラー」は、リーズナブルな料金体系とともに、ユーザーがウェブブラウザから簡単にデータ通信の管理を行えるのが特長です。
「CANDY Pi Lite」単体はオンラインショップだけでなく、全国の販売店でも取り扱っており、アクセスしやすい環境が整っています。例えば、千石電商やシリコンハウスなど、多様な店舗がこの商品を取り扱う予定です。
IoT実装の新たな一歩
CANDY LINEは、IoTを手軽に実現したいというニーズに応えるため、今後も様々な製品やサービスを展開する方針です。特に「CANDY EGG」は、オープンソースのビジュアルツール「Node-RED」を活用したクラウドサービスで、ユーザーが簡単にデータベースを利用できる環境を整えています。このように、CANDY LINEはIoTの実装を楽しみながら進めていくことを重視しています。
新商品「CANDY Pi Lite SIMカードセット」は、CANDY LINEの公式オンラインストア (
CANDY LINEオンラインストア) で購入可能です。今後の展開が期待されるこの商品は、IoTに興味がある方々にとって、貴重な選択肢となるでしょう。これからのCANDY LINEの取り組みに注目です。