EV充電器刷新
2025-01-29 13:51:39

全国200カ所の道の駅でEV充電器を刷新、未来の充電ライフを実現

日本国内の交通の要所に位置する道の駅は、ドライバーにとって憩いの場であると同時に、景色や地元の特産品を楽しむためのスポットでもあります。そんな道の駅において、再生可能エネルギーの利用促進が求められる中、日本充電インフラ株式会社は新的な取り組みを発表しました。

このたび導入されるのは、JFEエンジニアリングの子会社であるJFEテクノスが開発したEV用急速充電器「RAPIDAS Xシリーズ」です。全国の256カ所の道の駅にて運営されている既存の充電器が、この新しい充電器に更新されることが決まりました。特に、200カ所での更新が予定されており、全国各地のEVユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。

RAPIDAS Xシリーズの特長


RAPIDAS Xシリーズは、ユーザーの利便性を追求した数々の特長を備えています。まず、ほとんどの機種で事前登録が無くても利用できる点が挙げられます。これにより、急に充電が必要になった時でも簡単に充電を行える環境が整います。また、決済方法にはクレジットカードやQRコード決済を採用しており、現金を持ち歩く必要もありません。

さらに料金制度も従来の時間制から、充電量に応じた従量制に変更されました。これにより、ユーザーは充電した分だけの料金を支払うことができるため、コストパフォーマンスが大幅に向上します。特に、50kWの出力を誇るこの充電器は、家庭用と同じ電力契約の「従量電灯契約」が可能で、基本料金が約70%も削減できるとのこと。これはEV車両を利用する多くの方にとって、大きな節約につながります。

これらの改善により、EVへの乗り換えを考えているドライバーにとって、非常に魅力的な選択肢が提供されることになるでしょう。今回の更新は、電気自動車の普及を加速すると同時に、災害時の電力供給という公益的な役割にも貢献することが期待されています。

さらに、日本充電インフラとJFEテクノスは、今後もさまざまなEV関連の機器やサービスの開発を進めていました。特に、持続可能な社会の実現において、クリーンエネルギーを積極的に取り入れていく姿勢が窺えます。こうした取り組みが、日本国内におけるEV市場をさらに拡大させ、未来の交通環境を一歩進めるのではないでしょうか。

新たに導入されるRAPIDAS Xシリーズが、全国の道の駅でどのように活用されるのか、今後の展開に期待が高まります。経済産業省の補助金制度も取り入れられているこの計画は、地元経済の活性化にも寄与することでしょう。近い将来、日本中の道の駅がEV充電の拠点となる日が楽しみです。


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会社情報

会社名
JFEエンジニアリング株式会社
住所
神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目一番地
電話番号

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