ユニファが新たに改定したAIポリシー
ユニファ株式会社(本社:東京・千代田区)は、同社が提供する保育総合ICTサービス「ルクミー」を通じて、こどもたちの成長や安全を守るための新しい「AIポリシー」を2026年8月に改定したことを発表しました。この改定の背景には、近年のAI技術の進展とその影響が存在しており、特に生成AIによるディープフェイクや偽情報の拡散という社会的リスクが顕在化しています。
AIポリシー改定の背景
近年、AI技術は急速に進化し、私たちの生活に深く浸透していますが、その一方で、生成AIの普及によって「偽・誤情報」が簡単に生成されるようになりました。総務省の調査によると、インターネットやSNSを利用する人々の80.6%が、偽情報に触れる可能性を感じています。このような背景から、ユニファは、AI技術の提供において高い倫理観とガバナンスを持つことが求められていると認識し、ポリシーの見直しを行いました。
ユニファの「ルクミーフォト」などのサービスは、こどもたちの成長をありのままに記録することを重視しています。したがって、改定されたAIポリシーは、内部・外部の情報発信において、「こどもの姿を生成または改変しない」という共通理解をまず確立することを目指しています。
改定されたAIポリシーの主要ポイント
ユニファの新たなAIポリシーには、特にこどもたちの尊厳を守るための4つの重要な約束があります。
1.
こどもの姿を生成・改変しません
ユニファは、実際のこどもを装った虚偽の画像や動画の生成を行わないことを明言しています。また、写真や映像に写るこどもについて、事実を改変することも許可されていません。
2.
預かりデータをAI学習に使用しません
ユニファは、預かりデータをAIの学習に利用しないことを約束しています。これは子どもたちのプライバシーを尊重するための重点施策となっています。
3.
AIの独断判断による評価を行いません
AIによる分析や提案はあくまで保育者の判断を支援するものであり、こどもに関する評価は必ず人間の確認と判断を経ることが定められています。
4.
AIの関与を明示します
AIが関与した場合は、その旨を必ず明示し、保護者や保育施設には誤解を与えない形で提供されることを遵守します。
社会に向けたユニファの約束
ユニファは、改定したAIポリシーを通じて「こどもたちのありのままの姿」とその安全を守り、「こどもまんなか社会」の実現に向けたサービス提供に努める姿勢を表明しています。今後も、保育分野でのAI活用とその倫理的側面をバランスよく推進していく考えです。
ルクミーとユニファの取り組み
ユニファが展開している「ルクミー」は、登園・降園管理から保育日誌、保護者へのレポートの作成まで様々な機能を持ち、現代の保育業務を支援するICTサービスです。こどもたちの成長を記録することに力を入れており、この技術的な進歩を通じて保育者の業務負担を軽減しつつ、子どもたちとの向き合いをより豊かにしています。
「ルクミー」は、すでに20,000件を超える導入実績があり、約70の自治体と連携して子育て支援に寄与しています。ユニファは、これからもこの取り組みを強化し、全ての子どもたちが安心して育つ環境を提供し続けるでしょう。