ソシオークグループが新会社「ソシオークヒューテック」を設立
創業62年の歴史を持つソシオークグループが、2025年3月10日に新しい挑戦として「ソシオークヒューテック株式会社」(以下、ソシオークヒューテック)を設立しました。この新会社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を駆使した事業コンサルティングに特化し、自治体や企業、さらには地域社会に新たな価値を提供することを目指しています。
設立の背景と目的
ソシオークグループは「社会と共生する樹でありたい」という理念のもと、子育て支援や障がい福祉、学校給食といった幅広いソーシャルサービスを展開してきました。これらの事業を支えるため、効率的かつ質の高いサービスの提供を掲げ、DXを利用した業務の効率化に力を注いできました。
新会社であるソシオークヒューテックは、これまでの経験とノウハウを基盤に、特に自治体や企業を対象に、地域課題や社会問題の解決に向けた取り組みを強化していきます。この新たな一歩は、持続可能な社会の実現に向けた重要な鍵となるでしょう。
どのようなサービスを提供するのか
ソシオークヒューテックの一画策として展開されるのは、独自のプラットフォーム「Socio-ONE」です。これは、自治体や企業、そして利用者を円滑に結びつける基盤として位置づけられています。このプラットフォームを通じて提供されるサービスは、主に三つの面で「つなげる」ことを重視しています。
1.
自治体や企業(サービス提供元)と現場(サービス提供者)をつなげる
2.
現場(サービス提供者)と利用者(市民・お客様)をつなげる
3.
社会課題や地域課題の解決をつなげる
これらのつながりを強化することで、コミュニティ全体が今以上に住みやすくなることを目指しています。
「Socio-ONE」の特徴
「Socio-ONE」は、自治体や企業の運営課題を深く分析し、多角的に解決するためのプラットフォームです。ただの効率化にとどまらず、データを用いたマーケティング手法を駆使して、本質的な問題を特定し、その解決策を提案します。この高度な分析力によって、新たな付加価値を生み出すことが可能となり、利用者にとって多くのメリットが生まれるでしょう。
安心の導入実績
「Socio-ONE」の一部である「学童ソシオコネクト」は、すでに放課後児童クラブにおいて2つの自治体で試験導入されており、2025年4月からは53の自治体、502の施設への本格導入が予定されています。また、保育園向けの「保育ソシオコネクト」も同じく2025年4月から4つの自治体での導入が決まっています。
HR-Techサービスの充実
「ソシオコネクトシリーズ」では、シフト管理や給与計算といった労務管理に加え、目標管理制度(MBO)やストレスチェックなどの人材マネジメント機能も提供しています。これにより、企業の人事労務業務を一元的に管理することができ、さらなる業務の効率化が期待されます。今後は、企業の社員向け相談サービスの提供も計画され、社員のメンタルヘルスや職場の環境改善に向けてさらなる支援が行われる予定です。
今後の展望
ソシオークヒューテックは、今後も「Socio-ONE」をベースに、さらなるサービスの充実と新たなソリューションの開発を続けていく方針です。自治体や企業から信頼されるパートナーとして、一層の努力をしていくでしょう。
お問い合わせ
詳細情報やお問い合わせは、ソシオークヒューテック株式会社の公式サイトをご覧ください。
ソシオークヒューテック公式サイト