タナベコンサルティング、新たなコンサルティングサービスの開始
株式会社タナベコンサルティングは、企業が持つ「存在価値」を「貢献価値」に変換するための新しいサービス「パーパス構築コンサルティング」をスタートしました。本サービスは、企業が社会への貢献を意識し、持続可能な発展を追求する企業戦略の構築を支援します。
背景
近年のビジネス環境では、消費者や従業員、投資家といったステークホルダーたちの期待が、単なる利益追求から脱却し、企業が持つ存在意義や社会的使命に向けられるようになっています。このような中、企業の持続可能性や社会的価値創出がますます重視されるようになっています。そこで、企業が長期的な視点を持ち、社会に対する貢献を意識した戦略を立てることが求められています。
最近の調査によれば、従業員が企業の目的やパーパスを理解することで、エンゲージメントが向上し、組織全体の業績にも好影響を与えることが示されています。このような背景を踏まえ、タナベコンサルティングは「パーパス構築コンサルティング」を導入しました。
サービス内容
本コンサルティングは、以下の3つのフェーズで進行します。
フェーズⅠ: パーパス策定
まず、経営理念や存在する価値観を再評価し、顧客の隠れたニーズと社会に対する責任を見極めます。このプロセスを通じて「自社の貢献価値」となるパーパスを策定します。
フェーズⅡ: ミッションとビジョンの明確化
次に、策定されたパーパスを基に、企業が果たすべき使命(Mission)や、実現したい理想の姿(Vision)を描きます。また、企業の行動指針(Values)もこの段階で検討します。
フェーズⅢ: 浸透施策の構築
最後に、策定したパーパスやMVVを社内外に広めるための具体的な施策を立案します。この際、既存の長期ビジョンや中期経営計画との整合性を確認し、実行に移すためのアクションプランをアップデートします。
この一連のプロセスを通じて、タナベコンサルティングではパーパスの策定からその浸透を支援し、企業ブランドの強化にも寄与します。
ブランドマネジャーの紹介
タナベコンサルティング ストラテジー&ドメイン事業部のゼネラルマネジャー、河村周平氏は、電気機器業界での豊富な経験を持ち、新規事業立ち上げや事業戦略構築を得意としています。彼は顧客との真摯なコミュニケーションを重視し、その姿勢に定評があります。
タナベコンサルティンググループの概要
タナベコンサルティングは1957年に設立され、日本の経営コンサルティング業界の先駆者として、67年の歴史を有します。「企業を愛し、共に歩む」という理念に基づき、17,000社以上のクライアントに支援を行ってきました。今後も「すべてはクライアントの成功のために」をモットーに、個々の経営課題に最適なソリューションを提供し続けます。
この新しい「パーパス構築コンサルティング」を通じて、タナベコンサルティングは企業と社会が共に繁栄できる未来の実現を目指します。