アシックスと契約した近藤亮太選手
陸上競技の長距離選手である近藤亮太選手(三菱重工)が、アシックスジャパンと新たにアドバイザリースタッフ契約を結びました。この契約は、2025年に東京で開催される「東京2025世界陸上競技選手権大会」でのマラソン日本代表選手に内定したことを受けてのもので、近藤選手はアシックスのサポートを受けながら、さらなる高みを目指します。
契約内容と目指すもの
契約には、アシックスのシューズやアパレル、その他スポーツ用品の使用が含まれ、近藤選手は商品開発へのアドバイスや広告活動、販売促進にも協力することになります。近藤選手はアシックス製品に対する信頼を寄せており、「Sound Mind, Sound Body」というブランドスローガンにも共感を示しています。このような相互の信頼関係が本契約の成立に繋がったと言えるでしょう。
今後の具体的な活動としては、近藤選手の意見を反映した製品開発が行われる予定であり、それによりアシックスブランドのさらなるイメージ向上が期待されています。アシックスは選手のフィードバックを大切にし、製品開発に活かす姿勢を示しています。
近藤亮太選手の熱いコメント
契約締結の発表に際して、近藤選手は次のように述べています。「アシックスファミリーとなることができ、非常に嬉しく思っています。こちらでのサポートを得て、世界のトップを目指していきます。」
近藤選手にとって初めてのマラソン大会は7歳の時で、普段は走ることのできない空港の滑走路を駆け抜ける貴重な体験だったと振り返り、その高揚感や達成感が今でも自身の原動力になっていると語っています。彼は2025年の世界陸上に向けて、「自分の力を出し切れるように挑みたい」と意気込みを見せています。
METASPEEDシリーズの特長
近藤選手が着用予定の「METASPEED」シリーズは、ストライド型とピッチ型の走法の違いに注目し、ランナーが日々のトレーニングで培った走りを維持しつつ、パフォーマンスを向上させることを目的に設計されています。アシックスでは、2019年11月に社長(現会長)の指導の下、トップアスリートのためのシューズ開発プロジェクト「Cプロジェクト」を立ち上げ、これに基づいて制作が行われてきました。
2025年の世界陸上に向け、近藤選手とアシックスの強力なコラボレーションから、今後目が離せません。選手が自身の能力を最大限に発揮するためのシューズがどのように進化していくのか、期待が高まります。
詳しい情報や製品については、
アシックスの公式サイトをご覧ください。