嵐山駅ビルが新たにリニューアルした屋上テラスで「中秋の観月会」を開催します。今回のイベントは、嵐電が9月17日(火)の中秋の名月に合わせて実施し、特別な和膳を楽しんだ後に、名月を眺めながら大本山天龍寺の小川湫生宗務総長の法話を伺うという贅沢な内容です。
この観月会は、長い暑さの記憶を残す今年の夏に終止符を打ち、ホッと一息つくための機会となるでしょう。”月の名所”として知られる嵐山の秋の夜風を感じながら、心に残るひとときを過ごせます。古の足利尊氏の故事や、亀山上皇が詠んだ歌を通じた旅行の思い出も感じられます。
また、この屋上テラスでは、嵐山の美しい景観を背景に、渡月橋や比叡山を一望することができますので、観月だけでなく、その風景も楽しむことができる絶好のスポットです。特に、秋の観光シーズンにあたるこの時期、テラスが特別開放されるため、イベント参加者だけでなく、多くの観光客にとっても貴重な体験となるでしょう。
観月会の詳細としては、参加者は嵐山駅ビル2階の飲食店「京都嵐山 嵐丼」で特別に用意された和膳(料理内容は時期や人数により変更される場合あり)を楽しみ、その後屋上のテラスへ移動します。定員は100名で、応募者が多い場合は抽選となります。参加費はお一人5000円(税込)で、申し込みはメールで受け付けられます。
テラスから見渡す景色の中、法話では月にまつわる貴重なお話を聞きながら、その美しさに浸ることができます。申し込み期間は2024年9月10日から12日までです。
さらに、観月会終了後の9月18日からは屋上テラスが特別に開放され、11時から17時まで営業を行いますので、嵐山を訪れる際には是非立ち寄ってみてください。事前に連絡をとっておくことをお勧めします。
大本山天龍寺は臨済宗天龍寺派の大本山であり、1339年に創建されて以来、世界遺産としても知られています。特に曹源池庭園は四季折々の景色を楽しめる名所として有名ですので、その歴史的背景と共に訪れることも素晴らしい体験となることでしょう。
美しい月を眺め、心温まるひとときを体験するこの観月会は、皆様にとって特別な思い出となることでしょう。ぜひ、秋の嵐山を余すことなく楽しんでください。