アークエッジ・スペース、COP29への初出展
株式会社アークエッジ・スペースは、2024年11月11日から22日までアゼルバイジャンのバクーで開催される国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29)において、環境省が主催するジャパン・パビリオンに初めて参加することを発表しました。宇宙産業からの唯一の出展者として、同社の先進的な技術と取り組みを世界に向けて発信します。
国連気候変動枠組条約(COP)は、1995年から続く国際的な会議で、各国政府や国際組織、非政府組織、企業が集まり、地球温暖化問題に対する国際的な方針を話し合う場です。COP29のジャパン・パビリオンでは、日本が誇る製品やサービス、気候変動の解決に向けた取り組みを広くアピールし、他国とのネットワークを強化することが期待されています。
宇宙技術を駆使した地球環境への貢献
アークエッジ・スペースは、自社の人工衛星が提供できるデータを通じた気候変動対策や自然環境の把握に向けた包括的なソリューションを提供します。この展示では、宇宙から得られる情報に加え、地理空間情報やIoTデータとの統合を通じて、顧客のニーズに応じた情報提供を実現するプラットフォームを紹介します。
彼らの開発している地理空間情報プラットフォームは、様々な自然環境の変化やリスクを探知し、分かりやすく「見える化」した情報を提供します。これにより、専門知識がない人々にも理解しやすい形で地球環境の現状を伝えることが可能になります。
地理空間情報プラットフォーム
具体的には、アークエッジ・スペースは地理空間情報プラットフォームの実演も行います。ここでは、リモートセンシング衛星を活用した環境データの取得についての説明も行い、実際の技術がどのように機能するかを示す予定です。この取り組みを通じて、日本の最先端技術がどのように気候変動に立ち向かうかを示すことができます。
アークエッジ・スペースのビジョン
アークエッジ・スペースは、宇宙から人々により安全で豊かな未来を届けるため、小型衛星コンステレーションの企画から設計、量産、運用に至るまでの総合的なソリューションを提供しています。今後は、地球観測、船舶向け衛星通信、光通信、低軌道衛星測位など、様々なニーズに対応した小型衛星の開発を進めると共に、月面活動や深宇宙探査に関するプロジェクトも進めています。
COP29開催の詳細
国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29)の開催概要は以下の通りです。
- - 日時: 2024年11月11日(月)~11月22日(金)
- - 場所: アゼルバイジャン・バクー
公式ウェブサイトも活用し、さらに多くの情報や最新の動向をフォローしていきましょう。日本からの強いメッセージとともに、アークエッジ・スペースの取り組みが世界に広がることを期待しています。
企業情報
アークエッジ・スペースは、小型衛星の企画・設計から量産・運用まで幅広いソリューションを提供する宇宙関連のスタートアップです。平和で豊かな未来を目指し、地球のために挑戦し続ける姿勢が特徴です。更なる発展と、地球環境の改善に寄与することが期待されます。