積水ハウス、地域貢献が評価されキッズデザイン賞を受賞
積水ハウス株式会社がこの度、「第19回キッズデザイン賞」において、こども政策担当大臣賞を受賞しました。受賞作品「地域のお産の灯を絶やさない」ファミール産院ありだは、和歌山県有田市において開院した産院が社会課題の解決に向けた素晴らしい取り組みを行った成果として評価されました。
産学官連携による新たなモデル
このプロジェクトは、医療法人社団マザー・キーファミール産院グループや鴻池ビルテクノ株式会社、近畿大学アカデミックシアターとも連携した産学官プロジェクトです。2024年4月に開院を予定し、地域の出生数を改善するために特に重要な役割を果たします。この産院は、地域のニーズを反映した設計・運営が行われており、まさに地域に根ざした医療サービスの一環です。
キッズデザイン賞とは
キッズデザイン賞は、2007年に創設され、「子どもたちが安全に、安心して暮らす」「創造性豊かに育つ」「子どもを育てやすい社会を作る」を目的とした顕彰制度です。特に子どもや子育てに直接関わる活動や製品が対象となり、その中から優れた取り組みを表彰します。今回の受賞で、積水ハウスは第1回から19年連続受賞という快挙を達成し、累計127作品に上ります。
受賞作品の背景と意義
ファミール産院ありだの設立は、少子化が進む地域における重要なプロジェクトです。特に、2050年までに地域の女性人口が半減するとされる予測をもとに、地域活性化に向けての取り組みが求められていました。このプロジェクトを通じて、開院後に152名が誕生し、看護師や助産師など28名の雇用も生まれました。このように、少子化への具体的な対応が地域における重要な要素として評価されています。
今後の展望
積水ハウスは、これからも「わが家」を世界一幸せな場所にするために、スマートユニバーサルデザインの観点から誰もが使いやすい空間の提供に努めてまいります。また、子どもや高齢者に優しい社会づくりへの貢献を続け、住まいの幸せを追求します。
この素晴らしい取り組みの詳細は、
キッズデザイン賞公式サイトや、
ファミール産院ありだ公式サイトでもご確認いただけます。地域が誇る子育て環境の向上につながるこのプロジェクトから、今後も目が離せません。市民の方々にも広く知っていただき、支援を受けることで、さらに多くの子どもたちの未来が豊かになることを期待しています。