バスデータ活用サービス
2021-08-19 13:00:03
首都圏バスデータを活用した新たな交通サービスの提供開始
新たなバスデータ活用サービスの始まり
概要
オギクボ開発は、首都圏のバス事業者7社との連携を通じて、公共交通の利便性向上を目指す新たなサービスを開始しました。これは、時刻表に基づいたバスの動的な位置情報を提供するオプションプランです。これまでオギクボ開発は、3次元空間で交通機関の位置情報を表示する「4D Maps」を手掛けてきましたが、今回のプランにより、利用者はより便利な公共交通の情報を手に入れることが可能となります。
Society 5.0への取り組み
このサービスは、内閣府が推進する「Society 5.0」の理念に基づいており、仮想空間と現実空間の融合を図るものです。具体的には、バスの運行情報をオープンデータとして公開し、誰もがアクセスできる形で利活用できるようにすることが狙いです。今回の提供に際して、都営バス・西武バス・京王バス・小田急バス・東急バス・西東京バス・横浜市営バスの7社が運行する合計で26万便以上の時刻表データが含まれています。
時刻表データの利用方法
オギクボ開発は、この7社が公開する時刻表データを基に、各バスの推定位置を動的に表示するサービスを提供します。このオプションプランは8月25日から開始され、従来のプランと比べて導入コストを大幅に抑えることが可能になっています。これにより、多くの利用者が手軽にデータを活用できるようになります。国土交通省が定めた「標準的なバス情報フォーマット」にも適宜対応し、より多様なバス情報を取り扱うことができます。
旅客輸送業界の回復を目指して
新型コロナウィルスの影響で多数の旅客輸送事業者が厳しい状況にある中、オギクボ開発は、観光業の活性化に向けた支援を続けています。これにより、地域の公共交通の利用と観光メニューの向上を図り、地域全体の活性化を計る意向です。具体的には、宿泊施設などに「FLOWMAP4D」を設置し、地域の公共交通や観光情報を可視化するサービスを提供しています。
まとめ
この新しいバスデータ活用サービスは、公共交通の利用促進と利便性向上を同時に実現する強力なツールとなることでしょう。利用者は、リアルタイムでバスの位置を把握できるため、移動のストレスを軽減しつつ、利便性の高い公共交通を享受できます。今後もオギクボ開発は、キーパーソンとして、地域の交通インフラを支える重要な役割を果たしていくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
オギクボ開発株式会社
- 住所
- 東京都杉並区天沼2丁目5番地21号
- 電話番号
-
090-3522-1038