がん患者のQOL向上を目指すワールドキャンサーデーセミナー開催！

がんという病の影響を受けている患者さんや、彼らを支えるご家族のための救世主となるべく、「ハカルテ」による支援が新たな光をもたらします。この度、株式会社DUMSCOが主催する「ワールドキャンサーデー」セミナーが、がん患者さんとそのご家族を対象に、オンライン上で開催されることが決定しました。日程は2025年1月23日（木）、時間は午後7時から8時までです。

このオンラインセミナーでは、がん患者のQOL（クオリティ・オブ・ライフ）の向上に向けた取り組みや心のケアの技術について、専門医による貴重な講義が行われます。がん治療は肉体的な負担だけでなく、心理的なストレスも伴います。そこで、専門家がその重要性を解説し、いかにして患者自身が心身の状態を良好に保つかについて具体的にアドバイスを提供します。

まず、京都大学の東山希実先生が講師を務め、がん治療中のQOLを高めるための心拍変動（HRV）についてとの関連性を解説します。HRVは、精神的ストレスや身体的健康状態を示す重要な指標であり、これをねらって行動を起こすことで、患者のQOLをより良いものにする可能性が開かれます。

続いて、がん研有明病院の清水研先生が「がんと向き合う上で知っておきたい心のケア」と題して、がん患者がどのように不安やストレスと向き合い、前向きに過ごすことができるのかを語ります。彼は精神科医として多くの患者と接してきた経験から、具体的な対処法を提供する場となることを目指しています。

最後に、参加者との質疑応答の時間も設けられ、具体的な疑問や困りごとに対するアドバイスを得るチャンスを提供します。

このセミナーはがん治療中の方々だけでなく、そのご家族や一般の方々も参加可能です。また、メディア関係者も参加する予定ですが、プライバシーに配慮したセミナー形式で進行するため、参加者の個人情報が公開されることはありません。参加希望者は、事前にGoogleフォームを通じてご登録ください。

がん治療による肉体的な負担だけでなく、心理的な側面にもしっかりと向き合うことで、多くの患者さんがより良いQOLを実現できるよう願っています。本セミナーが多くの方にとって希望の光となることを心から願っています。

また、「ハカルテ」は、患者自身が体調を簡単に測定し記録できるアプリとしても非常に注目されています。このアプリは、患者さんが自己状態を報告し、より良いチューニングを受ける手助けをし、患者の自己効力感を高めることに寄与しています。さらに、がんケアを必要とする全ての方に対して、今後も様々な取り組みを続けて参ります。ぜひご参加ください。