金峯山寺秘仏VR公開
2024-07-05 11:38:57

TOPPAN、金峯山寺の秘仏をVRで再現!16K超高解像度で没入体験を

印刷会社として知られるTOPPANが、世界文化遺産である金峯山寺の秘仏「蔵王権現立像」をVRで再現し、新たなデジタル体験を提供します。

TOPPANは、金峯山寺と協力し、本堂である国宝「蔵王堂」と秘仏本尊である重要文化財「金剛蔵王大権現立像」をデジタルアーカイブ化。その成果として、VR作品『金峯山寺』を製作しました。

このVR作品は、TOPPAN小石川本社ビル地下1階にある「デジタル文化財ミュージアム KOISHIKAWA XROSS®」のVRシアターで公開されます。

VR作品『金峯山寺』では、超高精細16K自発光LEDカーブビジョンを使用することで、まるで現地を訪れたかのような没入感を提供。蔵王堂の内部構造や蔵王権現立像を、通常では見ることのできない角度から鑑賞できます。

さらに、VRならではの表現で、蔵王堂内の特徴的な柱の様子や、吉野山と金峯山寺に込められた祈りのストーリーを紹介。ドローン撮影による吉野山の桜の映像や、修験者の修行の様子、護摩祈祷をモーションキャプチャで再現したVRコンテンツを通して、1300年前から続く修験道の祈りの世界を体感できます。

TOPPANは、今回のVR作品公開を通じて、文化財保護や魅力発信による地方創生への貢献を目指しています。

一般公開は10月5日から、先行公開は8月24日、25日



VR作品『金峯山寺』は、10月5日(土)より週末限定で一般公開されます。

一般公開に先駆け、8月24日(土)と25日(日)の2日間限定で先行公開を実施。先行公開では、VR作品『金峯山寺』を鑑賞できます。

デジタル文化財ミュージアム KOISHIKAWA XROSS®



「デジタル文化財ミュージアム KOISHIKAWA XROSS®」は、TOPPAN小石川本社ビル地下1階に開設された施設。文化財を通じて、過去と未来、人と文化が交差する「デジタル文化財」を、感性で楽しむことをコンセプトにしています。

デジタル技術を活用した新しい文化財の鑑賞体験を提供し、VR作品『金峯山寺』をはじめ、様々なデジタル文化財を展示しています。

一般向け先行公開の詳細



開催日時: 2024年8月24日(土)、25日(日)

時間: 1日3回 13:30~、15:00~、16:30~

所要時間: 約50分(予定)

定員: 各回12名

鑑賞料金: 500円(「印刷博物館」の入場料が別途必要)

申込方法: オンラインによる事前予約制

予約受付開始: 2024年8月8日(木)

予約サイト: https://www.printing-museum.org/experience/event/e2024082401.php

金峯山寺の歴史



金峯山寺は、日本古来の山岳信仰と外来の仏教が融合して成立した日本独自の宗教である修験道の聖地です。

金峯山寺は、紀伊山地の霊場と参詣道として、2004年に世界文化遺産に登録されました。今年で登録20周年を迎え、今回のVR作品公開は、その記念事業の一環として行われます。

TOPPANの取り組み



TOPPANは、金峯山寺をはじめとする文化財のデジタルアーカイブ化に取り組んでいます。

デジタル技術を活用することで、文化財をより多くの人に知ってもらい、次世代へと継承していくことを目指しています。

VR作品『金峯山寺』で、秘仏「蔵王権現立像」を体感しよう!



この機会に、金峯山寺の秘仏「蔵王権現立像」をVRで鑑賞し、金峯山寺の歴史と文化に触れてみてはいかがでしょうか。


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