ヨシタケシンスケの新絵本『しばらくあかちゃんになりますので』
人気絵本作家・ヨシタケシンスケの最新作が、2024年9月18日に発売される。タイトルは『しばらくあかちゃんになりますので』。この作品には、子どもだけならず大人たちにも思わず心が和むメッセージが込められている。価格は税込で1,540円、初版部数はなんと7万部に設定されている。
期待される理由
ヨシタケシンスケ氏の作品は、これまでに数々の賞を受賞し、多くのファンを魅了してきた。その中でも特に、MOE絵本屋さん大賞2015を受賞した『りゆうがあります』を始め、過去の作品は全て好評を博してきた。この新刊は彼の絵本シリーズの第7作目であり、累計発行部数は200万部を超えている。
絵本のテーマとあらすじ
本書のテーマは「さあ、あなたも、あかちゃんに。」。これは、頑張っている大人たちに向けたメッセージでもある。日々の仕事や家事、育児で忙しい大人たちに、思い切り遊んだり泣いたりすることを促している。
物語は、みーちゃんという女の子が主人公。お母さんが赤ちゃんのお世話でてんてこ舞いな中で、みーちゃんは「お姉ちゃんなんてつまんない。あたし、あかちゃんになるから」と宣言するところから始まる。そして、みーちゃんは赤ちゃんになってしまう。
お母さんも思わず「よし、ママもしばらくあかちゃんになる!」と続き、家族がどのように有り余る愛情を表現していくのかが描かれている。みんなが抱える日常の疲れを癒す、楽しいストーリーに仕上がっている。
発売記念キャンペーン
この新刊の発売を記念して、出版社のPHP研究所は特別なキャンペーンを実施する。2024年9月6日から12日までの期間中、Twitterでフォローとリツイートをした参加者の中から抽選で3名に、ヨシタケシンスケ氏のサイン本がプレゼントされるという。新作に期待を寄せるファンには嬉しい企画だ。
ヨシタケシンスケさんについて
神奈川県出身であるヨシタケシンスケさんは、筑波大学大学院美術研究科を修了した後、数多くの絵本を手掛けてきた。代表作には『りんごかもしれない』や『ぼくのニセモノをつくるには』などがあり、いずれも多くの読者に支持されている。現在は二児の父として、彼自身の育児体験も生かしながら物語を紡いでいる。
まとめ
『しばらくあかちゃんになりますので』は、大人も子どもも楽しめる絵本として、期待を集めている。どのような感動や笑いをもたらしてくれるのか、発売が待ち遠しい。ぜひ手に取って、心温まる時間を過ごしてほしい。書店に足を運んで、ヨシタケシンスケ氏の新たな世界観に触れよう!