医療現場発のDX人材育成プログラムが開講
YANBARUメディカルイノベーション合同会社(YMI)は、医療と介護業界に特化したオンライン講座「地域医療データサイエンティスト認定講座」第2期の受講生を募集しています。この講座は、特に理学療法士や作業療法士、看護師などの専門職が、データ分析スキルとAIの利活用方法を学ぶことを目的としています。
講座開始の背景
昨今、医療や介護分野では、離職率の増加や人材不足、地域格差といった様々な課題が浮き彫りになっています。こうした現状を打破するためには、現場で働く専門職がデータを適切に活用し、地域の健康課題を「見える化」して施策に繋げることが不可欠です。YMIは
データ分析、AI活用、プレゼンテーション、課題解決能力を学べる全国初のオンライン教育プログラムを開発し、これにより医療・福祉の持続可能な仕組みの構築を目指しています。
講座の詳細
- - 対象者: 医療、介護、福祉系の有資格者または医療系専門学校の教職員
- - 形式: 完全オンライン(週1回・全24回)
- - 主な学習内容:
1. データリテラシーの基礎と統計入門
2. ExcelおよびBIツールを用いたデータ分析
3. 生成AI(ChatGPT等)の実践的活用
4. 医療課題を題材にした課題発見と解決提案
5. プレゼンテーションおよび資料作成演習
6. 医療専門職の将来におけるキャリア
- - 最終課題: 受講者が自身の職場または地域の課題を分析し、改善提案としてプレゼンテーションを実施
- - 期間: 2026年5月開講(プレ講座は2026年4月から開始)
- - 定員: 30名(少人数クラス制)
第1期受講生の感想
第1期の受講生からは、「生成AIの活用法や統計手法の理解が業務効率向上に繋がった」「理学療法士として地域課題をデータで伝えられるようになった」といった驚きの声が寄せられています。また、オンライン講座は講師が親切で、学びやすい点が高評価を得ています。
第2期の狙い
第2期では、自治体や医療法人、教育機関との連携を強化し、受講生が社会の課題解決に向けた実践的なスキルを身につけられるようなプログラムへと進化します。地方創生や地域医療データの活用、健康経営支援といった多様な分野で人材育成を目指します。
代表者からのメッセージ
YMIの代表社員である山本直延氏は、「この講座は、医療専門職がデータを活用し、地域に影響を与えるための第一歩です。今後、専門職の活躍の場を広げる仲間を増やしていきたい」とコメントしています。
申込・詳細について
本講座の詳細や申し込みについては、
公式サイトをご覧ください。募集期間は2025年11月から2026年3月末までです。YMIは、医療専門職向けのDX・AI教育や法人のDX研修、地域医療データの活用支援を通じて、地域社会の発展に寄与していくことを目指しています。