イマジナが人材育成・採用支援EXPOに出展
2024年10月、東京ビッグサイトで開催された「人材育成・採用支援EXPO」に、株式会社イマジナが出展しました。このイベントでは、現代の企業に必要な人材育成や組織強化に関する取り組みを広く紹介し、多くの企業が直面する若手社員の離職問題について深堀りしました。
企業としての使命
株式会社イマジナは、社員の能力を最大限に引き出し、持続可能な成長を実現するためのコンサルティングを行っています。代表取締役の関野吉記氏は、企業の成長には従業員との向き合いが不可欠と考えており、これまでに「Brandingシリーズ」と呼ばれる書籍を出版しています。このシリーズは、業界を超え多くの読者に支持され、今年には56万部を売り上げました。
今回のEXPOでは、同シリーズの最新書籍『管理職のチカラ』を基にしたセミナーが行われ、組織の課題解決に向けた具体的な人材戦略を解説しました。このセミナーには3日間で100名を超える参加者が集まり、各企業の人材育成に対する興味の高さが伺えます。
日本の転職事情
セミナーでは特に、日本社会における若手社員の転職意向の高まりについて語られました。マイナビの調査によると、社会人1年目で転職を考える割合は約70%に達しているそうです。これは、日本の若者が、キャリアアップよりも給与や人間関係の良さを求めて転職を考えていることを示しています。
海外では、キャリアを重視し、転職はスキルアップの手段として一般的とされる一方、日本では自身の成長を後回しにして転職先を探す傾向が強いのです。このため、企業としては社員が自分のキャリアをじっくり築ける環境を整える必要があります。
企業が取り組むべきこと
こうした現状を鑑み、企業が行うべきは従業員が自社でのキャリアアップを前向きに考えられるような体制の構築です。この時に特に重要な役割を果たすのが、管理職です。管理職が会社のキャリアアップモデルとなり、具体的に成長のメリットを部下に伝えることで、社内でのキャリア形成を促進することが可能です。
今後の展望
今回のEXPOでは、多くの参加者から共感を得られたこともあり、今後は全国で「イマジナ経営・ブランディングセミナー」を開催する予定です。これに参加することで、より多くの企業や個人が人材育成に関する最新の知識を得ることができます。また、イマジナでは講演依頼も受け付けており、人材の獲得や育成に興味がある企業にとって価値ある情報源となることでしょう。
登壇者の紹介
登壇者の関野吉記氏は、アメリカやイギリス、イタリアでの経験を経てビジネス界へ転身。人材・組織の重要性を痛感し、2006年にイマジナを設立しました。自身のキャリアを通じて培ったノウハウを基に、数多くの企業を成長に導いています。彼は、企業が若手社員を定着させ成長を続ける社会の実現に向け、日々活動しています。
今後も付き合いを通じて、より多くのビジネスパーソンと企業が共に成長できる場を提供し続けることが期待されています。