ゴツプロ!第十回公演『たかが十年の祭り』の詳細
ゴツプロ!主催の第十回公演が、2024年12月18日から22日まで東京都下北沢のザ・スズナリで開催されることが決まりました。この記念すべき舞台では、劇団員6名が中心となり、無謀とも言える挑戦が繰り広げられます。公演タイトルは『たかが十年の祭り』。その名の通り、劇団の10周年を祝う意味も込められています。
公演は、お酒を片手にした男たちが、見えない光へ向かって濁流のように突き進む姿を描いています。作・演出を担当するのは川名幸宏氏で、彼は「なんて無謀なのか」と自身の思いを込めています。公演の一環として、東京だけでなく台湾でも上演され、北投アートフェスティバルに参加予定です。台湾公演では中国語と英語の字幕がつくため、より多くの人々にメッセージが伝えられます。
公演スケジュール
2024年12月18日から22日まで、ザ・スズナリでの公演が予定されています。具体的なスケジュールは以下の通りです。
- - 12月18日(水) 19:00〜
- - 12月19日(木) 19:00〜(佐藤出演)
- - 12月20日(金) 14:00〜(浜谷出演)/19:00〜(泉出演)
- - 12月21日(土) 13:00〜(渡邊出演)/18:00〜(44出演)
- - 12月22日(日) 14:00〜(塚原出演)
特に21日と22日の公演では、来場者に一輪花がプレゼントされるほか、各回でメンバーが登壇する特別なアフターイベントも計画されています。この楽しみなイベントでは、観客との交流が期待されます。
チケット情報
チケットは10月5日からカンフェティにて一般発売が開始されます。前売りチケットは以下のようになっています。
- - 指定席 前売り:5,500円
- - 自由席・前方ベンチシート 前売り:4,500円(25歳以下は3,000円の割引あり)
また、車椅子での来場を希望する方は、事前に制作部に連絡することが推奨されています。チケット情報については、公式ホームページやTwitterでも発信される予定です。
劇団の背景と想い
ゴツプロ!は2016年に設立され、40代男性6人による劇団です。彼らは「無謀だ」とされながらも、熱い想いを込めて小劇場演劇に取り組み続けています。数年にわたって築いてきた日台交流も、今回の台湾公演で実を結ぶことが期待されています。
「たかが十年の祭り」というタイトルには、歴史や伝統がない中で、仲間たちが一丸となって新しい祭りを創り出そうとする姿が描かれています。川名氏からは「これが僕からの敬意と挑戦状」というメッセージが込められており、まさに演劇への情熱が伝わってきます。
この公演は単なる劇団の10周年を祝うものではなく、彼らの果敢な挑戦の記録でもあり、今後の道筋を示す重要な出来事となるでしょう。無謀を糧に成長してきたゴツプロ!の新たな挑戦を、多くの人々に見守ってほしいと思います。