浜松ホトニクスが「AIマジック」を導入
このたび、浜松ホトニクス株式会社がナインアウト株式会社の「顧客の声を機会に変える」という理念の下で開発されたAI支援ツール「Ask One」と、その新機能「AIマジック」を導入したことが発表されました。
「AIマジック」は、最新のAIモデルを活用し、紙のヒアリングシートをデジタルデータにスムーズに変換する機能を備えています。この機能により、浜松ホトニクスは営業の初動や精度を向上させ、商談化率の向上を狙います。
1. 浜松ホトニクスの企業背景
浜松ホトニクスは、光技術の先端を行く総合メーカーで、「光」をテーマに様々な製品を生み出しています。光電子増倍管やイメージセンサー、さらには医療分野での応用まで、多岐にわたる研究・開発を行っており、国際的にも注目を浴びています。展示会や技術交流会での顧客との接点を最大限に活用している同社は、リアルタイムでのデータ管理が欠かせませんでした。
2. 「AIマジック」導入の背景
多くの付加価値が求められる中、紙のヒアリングシートによるデータ管理では、情報のスキャンやPDF化といった手間がかかっていました。これまで、データの横断的な活用が難しく、特にマーケティング部門には、リードの温度感を把握しづらいといった課題がありました。そこで、ナインアウトが提供する「AIマジック」の利用が決定されたのです。
3. 期待される成果と効果
「AIマジック」を導入することで期待される成果としては、まず、紙のヒアリングシートをそのまま利用しながら、AI-OCRが情報を即座に取り込み、Adobe Marketo Engageに連携できる点が挙げられます。これにより営業初動がスムーズになり、フォローアップの精度も向上します。
次にリードスコアリングの基準をAIプロンプトで容易に設定できる点です。ヒアリングシートの登録とともにスコアリングが自動化され、担当営業への依存度を低くし、評価基準が統一されます。これにより、営業チーム全体でのフォローアップのばらつきを抑制することが可能になります。
4. 実際の運用の流れ
具体的な運用フローとしては、ユーザーが紙のヒアリングシートをAsk One上で撮影またはPDFをアップロードするだけで、AIが自動的にテキストデータ化し、構造化されたデータとしてAdobe Marketo Engageに送信される仕組みです。この自動化されたデータフローにより、営業の初動が効率化され、結果として商談の成立が促進されることが期待されています。
特に、同社のマーケットコミュニケーション部データインサイトグループの仲田悠生氏は、「AIマジックによる情報の迅速な整理が、営業活動において大きな価値を生み出している」と高く評価しています。
5. 今後の展望
将来的には、AIマジックの音声サマライズ機能を活用し、現場での対話をより効率的に整理・分析するシステムの導入も見込まれています。さらに対話の中から得られる情報をもとに次のアクションを自動で算出することで、負担を軽減しつつ営業成果の最大化を図ります。
「Ask One」は、今後も進化を続け、BtoB企業における営業機会の発掘・商談化率の向上に寄与するでしょう。
詳しい情報やサービスについては
ナインアウトの公式サイトをご確認ください。